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2024.10.28

前撮り和装小物完全ガイド!定番アイテムからトレンド小物までご紹介【後悔しない選び方】

立本寺での和装前撮り

一生に一度の大切な前撮り。せっかくなら和装で素敵な思い出を残したいですよね。でも、普段和装に馴染みがないと、どんな小物を用意すればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?この記事では、前撮りで使用する和装小物の基礎知識から、定番アイテム、最新のトレンド小物まで、網羅的にご紹介します。筥迫や懐剣といった基本的な小物から、おしゃれな髪飾りや刺繍半衿まで、それぞれの役割や選び方のポイントを詳しく解説。さらに、ロケーション撮影やスタジオ撮影といったシーン別のおすすめ小物や、衣装とのコーディネート術、季節や体型に合わせた選び方、予算に合わせた選び方など、後悔しないための具体的なアドバイスも満載です。この記事を読めば、自分にぴったりの和装小物を自信を持って選ぶことができ、より一層輝ける前撮りを実現できます。和装小物選びに迷っているプレ花嫁さんは必見です。

1. 前撮り和装小物の基礎知識

前撮りは、結婚式当日とは違うロケーションや衣装で、特別な写真を残せる絶好の機会です。特に和装での前撮りは、日本の伝統美を感じさせる美しい写真を残すことができ、近年ますます人気が高まっています。そして、和装の美しさをさらに引き立てるのが、和装小物です。小物使いによって、写真の印象は大きく変わり、花嫁の個性を表現することもできます。この章では、和装小物の種類と役割、そして前撮りで和装小物を使うメリットについて解説します。

1.1 和装小物の種類と役割

和装小物は、ただ華やかさを添えるだけでなく、それぞれに意味や役割を持っています。代表的なものとしては、筥迫、懐剣、末広などがあり、これらは伝統的に花嫁の幸せを願う意味が込められています。その他にも、帯揚げ、帯締め、草履、バッグなど、様々な小物があり、これらを組み合わせることで、全体のコーディネートの完成度を高めることができます。それぞれの小物の役割を理解することで、より効果的に小物選びができます。

小物名役割・意味
筥迫(はこせこ)かつて化粧道具入れとして使われていたもので、現在は装飾品としての役割が大きいです。魔除けの意味も込められています。
懐剣(かいけん)護身用として使われていた短剣で、現在は身を守るお守りとしての意味合いがあります。
末広(すえひろ)扇子の一種で、末広がりの形から将来の繁栄を願う意味が込められています。
抱え帯(だきおび)着物の帯の上部に巻く帯の一種で、華やかさをプラスする役割があります。
帯揚げ(おびあげ)帯枕を包む布で、着崩れを防ぐ役割と装飾的な役割があります。
帯締め(おびじめ)帯の上部に巻く紐で、着崩れを防ぐ役割と装飾的な役割があります。
草履(ぞうり)/バッグ和装に合わせた履物と鞄で、実用的な役割と装飾的な役割があります。
髪飾り(かんざし、つまみ細工など)髪を飾る装飾品で、華やかさをプラスする役割があります。生花、造花、つまみ細工など様々な種類があります。
扇子(せんす)あおいで涼をとるための道具ですが、和装小物としては装飾的な役割が大きいです。
刺繍半衿(ししゅうはんえり)長襦袢の衿に縫い付ける布で、顔周りを華やかに見せる効果があります。
重ね衿(かさねえり)振袖の衿に重ねてつける装飾品で、華やかさをプラスする役割があります。

1.2 前撮りで和装小物を使うメリット

前撮りで和装小物を使うメリットは、大きく分けて三つあります。まず一つ目は、写真全体の完成度を高め、より華やかな印象を与えることです。和装はそれだけでも美しいですが、小物を使うことでさらに魅力を引き出すことができます。二つ目は、自分らしさを表現できることです。小物選びによって、可愛らしい雰囲気や大人っぽい雰囲気など、様々なイメージを演出できます。三つ目は、日本の伝統文化に触れる機会となることです。それぞれの小物に込められた意味を知ることで、日本の文化への理解を深めることができます。

例えば、筥迫は武家の女性が懐紙や鏡などを持ち歩くために使っていたもので、現代では装飾品としての役割が強くなっていますが、その歴史を知ることで、より一層特別なアイテムに感じられるでしょう。また、季節やロケーションに合わせた小物選びをすることで、より洗練された印象を与えることができます。例えば、春の桜の時期には桜モチーフの髪飾りを選んだり、夏の海辺での撮影には涼しげな色の扇子を選んだりすることで、写真に季節感を取り入れることができます。

2. 定番の和装小物

花嫁の和装姿をより華やかに、そして格調高く演出してくれるのが和装小物です。古くから受け継がれてきた伝統的な小物には、それぞれ意味や役割があり、正しく身につけることで花嫁の美しさを引き立てます。前撮りで使用する定番の和装小物とその選び方について詳しく解説します。

2.1 筥迫(はこせこ)

筥迫は、懐紙や鏡、紅などの化粧道具を入れておく小さな箱型の袋です。現代では装飾的な意味合いが強く、華やかな刺繍や金糸銀糸で彩られたものが多く見られます。平安時代には、貴族女性が化粧道具を入れて持ち歩くための実用的なものでしたが、江戸時代には武家の婚礼衣装の一部となり、現代まで受け継がれています。

2.1.1 筥迫の選び方

筥迫を選ぶ際は、着物や帯の色柄との調和を意識しましょう。金糸銀糸の華やかな筥迫は、白無垢や色打掛によく合います。また、刺繍のモチーフにも注目し、例えば鶴や亀などの縁起の良い柄を選ぶのもおすすめです。素材は、正絹や西陣織など高級感のあるものが好まれます。

2.2 懐剣(かいけん)

懐剣は、短刀を模したもので、古くは護身用として用いられていました。現代では、花嫁の身を守る魔除けの意味が込められています。白無垢には白鞘の懐剣、色打掛には金または銀の鞘の懐剣を合わせるのが一般的です。

2.2.1 懐剣の選び方

懐剣は、筥迫とセットで揃えることが多く、デザインや素材を統一することで全体の調和がとれます。鞘の部分の装飾や房の色にもこだわり、着物とのバランスを見て選びましょう。鞘の素材は、金、銀、べっ甲などがあります。

2.3 末広(すえひろ)

末広は、金銀の扇子のことで、お祝いの席で用いられます。「末広がり」の名の通り、将来の繁栄を願う意味が込められています。閉じた状態で帯に挿し、挙式では開いて持つこともあります。

2.3.1 末広の選び方

末広は、金または銀のものが一般的です。着物や他の小物とのバランスを考えて選びましょう。金は華やかで豪華な印象、銀は上品で落ち着いた印象を与えます。素材は、金箔や銀箔を用いたもの、または金銀の塗料で仕上げたものがあります。

2.4 抱え帯(だきおび)

抱え帯は、幅広の帯を胸の下あたりで締めるもので、花嫁のふくよかな印象を演出します。白無垢には白、色打掛には着物に合わせた色や金、銀の抱え帯を合わせます。丸帯を簡略化したものと言われています。

2.4.1 抱え帯の選び方

抱え帯は、着物との色合わせが重要です。白無垢には白の抱え帯、色打掛には着物と同系色や金、銀の抱え帯を合わせるのが一般的です。素材は、正絹や錦織など、着物に合わせた格調高いものを選びましょう。

2.5 帯揚げ(おびあげ)

帯揚げは、帯の上部に巻く布で、帯の結び目を美しく見せる役割があります。振袖などでは華やかな色柄のものを用いますが、和装婚礼衣装では白が一般的です。

2.5.1 帯揚げの選び方

帯揚げは、白無垢や色打掛の場合、白のものが一般的です。素材は、正絹のものが多く、綸子や縮緬などがあります。しぼの有無で印象が変わるため、着物とのバランスを見て選びましょう。

2.6 帯締め(おびじめ)

帯締めは、帯の上部に巻く紐で、帯を固定する役割があります。和装婚礼衣装では、白無垢には白、色打掛には金や銀の丸ぐけの帯締めを用います。

2.6.1 帯締めの選び方

帯締めは、帯揚げと同様に、白無垢には白、色打掛には金や銀のものが一般的です。丸ぐけと呼ばれる太くて丸い紐が用いられます。素材は正絹で、飾り結びはしません。

2.7 草履(ぞうり)/バッグ

草履とバッグは、和装には欠かせない小物です。前撮りでは、移動の際に必要となるため、実用性と美しさを兼ね備えたものを選びましょう。白無垢には白、色打掛には金や銀、または着物に合わせた色の草履とバッグを合わせます。

2.7.1 草履とバッグの選び方

アイテム選び方のポイント
草履白無垢には白、色打掛には金、銀、または着物に合わせた色の草履を選びます。鼻緒の素材や刺繍にもこだわり、着物との調和を意識しましょう。かかとの高さも重要で、歩きやすさも考慮して選びましょう。
バッグ草履と同様に、着物との色合わせが重要です。刺繍や金具の装飾にも注目し、華やかさをプラスしましょう。大きさは、必要なものが入る程度のものを選び、実用性も重視しましょう。

3. トレンドの和装小物

定番の和装小物に加えて、トレンドを取り入れた小物使いで、より自分らしい個性を演出してみましょう。近年は、伝統的な技法を活かしつつ、現代的なアレンジを加えたアイテムが人気を集めています。写真映えも意識した、おしゃれな小物を上手に取り入れて、特別な前撮りを実現しましょう。

3.1 髪飾り(かんざし、つまみ細工など)

和装の髪飾りは、花嫁の美しさを引き立てる重要なアイテムです。近年は、ドライフラワーやプリザーブドフラワーを使ったもの、水引を使ったものなど、素材やデザインのバリエーションが豊富になっています。つまみ細工の繊細な美しさは、和装の雰囲気にぴったりです。また、パールビジューをあしらった華やかなデザインも人気です。大きめの髪飾りは存在感があり、写真映えも抜群です。

3.1.1 髪飾りの選び方

髪飾りは、ヘアスタイルや衣装とのバランスを考えて選びましょう。着物や帯の色味と合わせるのはもちろん、撮影場所の雰囲気も考慮することが大切です。例えば、ガーデンウェディングのような自然豊かなロケーションでは、生花やドライフラワーを使ったナチュラルな雰囲気の髪飾りがおすすめです。一方、ホテルウェディングのようなフォーマルな場では、パールやビジューをあしらった華やかな髪飾りが似合います。

3.1.2 和装ヘアスタイルのトレンド

近年は、ゆるふわなヘアアレンジに、大きめの髪飾りを合わせるスタイルが人気です。また、編み込みを取り入れたり、後れ毛を少し残したりすることで、抜け感のあるおしゃれな雰囲気を演出できます。洋風の要素を取り入れた和洋折衷スタイルもトレンドです。

3.2 扇子(せんす)

扇子は、和装に欠かせない小物のひとつです。白無垢や色打掛に合わせた白や金、銀の扇子は、上品で華やかな印象を与えます。また、着物や帯の色味に合わせた色鮮やかな扇子も人気です。扇子に房飾り刺繍をあしらったものなど、デザインも多様化しています。写真撮影の小道具としても活躍し、仰ぐ仕草で奥ゆかしさを演出したり、顔の一部を隠して表情に変化をつけたりすることができます。

3.2.1 扇子の選び方

扇子を選ぶ際には、着物や他の小物とのコーディネートを意識しましょう。白無垢には白の扇子、色打掛には金や銀、または着物に合わせた色の扇子を選ぶと、統一感のある華やかな印象になります。素材にもこだわり、和紙など、高級感のある素材を選ぶと、より上品な雰囲気を演出できます。

3.3 刺繍半衿(ししゅうはんえり)

刺繍半衿は、胸元に華やかさを添えるアイテムです。金糸や銀糸で刺繍された豪華なものから、可愛らしい花柄のものまで、様々なデザインがあります。刺繍半衿を変えるだけで、着物の印象を大きく変えることができます。

3.3.1 刺繍半衿の選び方

シーンおすすめ刺繍半衿
白無垢白地に金糸・銀糸の刺繍
色打掛着物に合わせた色味、または金糸・銀糸の刺繍
引き振袖華やかな柄や色味の刺繍

季節感を取り入れた刺繍半衿を選ぶのもおすすめです。春には桜、夏には朝顔、秋には紅葉、冬には椿など、季節の花々が刺繍された半衿は、より一層華やかさを添えてくれます。

3.4 重ね衿(かさねえり)

重ね衿は、襟元を華やかに彩るアイテムです。着物や帯の色味に合わせて、複数の色を重ねて使うことで、より華やかな印象になります。金や銀の重ね衿は、上品で華やかな雰囲気を演出します。最近では、レース素材ビジュー付きのものなど、洋風の要素を取り入れたデザインも人気です。

3.4.1 重ね衿の選び方

重ね衿は、着物や刺繍半衿との組み合わせで印象が大きく変わります。着物や帯の色味と相性の良い色を選ぶのはもちろん、刺繍半衿とのバランスも考慮しましょう。例えば、刺繍半衿が華やかな場合は、重ね衿はシンプルなものを選ぶと、全体のバランスが良くなります。逆に、刺繍半衿がシンプルな場合は、重ね衿で華やかさをプラスするのがおすすめです。

4. シーン別おすすめの前撮り和装小物

前撮りのロケーションやスタジオの雰囲気に合わせて、和装小物を使い分けることで、より魅力的な写真を残すことができます。ここでは、シーン別におすすめの和装小物をご紹介します。

4.1 ロケーション撮影におすすめの小物

ロケーション撮影では、自然の風景との調和を意識した小物選びが大切です。撮影場所の雰囲気に合わせた小物を選ぶことで、より一層魅力的な写真に仕上がります。

4.1.1 自然の中で映える小物

自然豊かなロケーション、例えばガーデンや公園での撮影では、華やかな色合いのつまみ細工の髪飾りや、軽やかな素材の帯揚げ、帯締めがおすすめです。パステルカラーや淡い色合いの小物は、自然光の中で美しく映え、柔らかい雰囲気を演出します。また、和傘や扇子などの小道具も、動きのある写真に仕上がります。

ロケーションおすすめの小物ポイント
ガーデン、公園つまみ細工の髪飾り、パステルカラーの帯揚げ・帯締め、和傘、扇子自然光の中で美しく映える、柔らかい雰囲気
神社、寺院白無垢に綿帽子、色打掛に角隠し、上品なかんざし伝統的な雰囲気に合う、格式高い印象
海辺シェルモチーフの髪飾り、水色の帯締め、波模様の刺繍半衿爽やかな雰囲気、海辺のロケーションに合わせた小物

4.1.2 和の雰囲気を活かす小物

神社仏閣での撮影では、伝統的な雰囲気を尊重した小物選びが重要です。白無垢には綿帽子や角隠し、色打掛には華やかなかんざしを合わせるのが定番です。また、筥迫や懐剣、末広などの伝統的な和装小物は、格式高い印象を与えます。色味を抑えた上品な小物を合わせることで、より洗練された雰囲気を演出できます。

4.1.3 季節感を演出する小物

春には桜モチーフ、夏にはひまわりモチーフ、秋には紅葉モチーフ、冬には雪の結晶モチーフなど、季節に合わせた小物を加えることで、より思い出深い写真に仕上がります。また、季節に合わせた素材の帯揚げや帯締めを選ぶのもおすすめです。例えば、夏は絽や紗などの涼しげな素材、冬はベルベットや縮緬などの温かみのある素材を選ぶと良いでしょう。

4.2 スタジオ撮影におすすめの小物

スタジオ撮影では、背景やライティングに合わせて小物を選ぶことで、より写真映えする一枚を撮影できます。スタジオの雰囲気に合わせて、華やかな小物や個性的な小物を積極的に取り入れてみましょう。

4.2.1 華やかな小物をプラス

スタジオ撮影では、華やかな髪飾りや重ね衿、刺繍半衿など、写真映えする小物を選ぶのがおすすめです。ビジューやパールをあしらった華やかな髪飾りや、色鮮やかな重ね衿は、スタジオの照明を受けてより一層輝きを増します。また、刺繍半衿は、顔周りを華やかに彩り、着物全体の印象を引き締めます。

4.2.2 背景に合わせた小物選び

スタジオの背景に合わせた小物選びも大切です。例えば、和風の背景には、伝統的な和装小物を、洋風の背景には、モダンなデザインの小物を合わせると、背景との調和が生まれます。また、背景の色味に合わせた小物を選ぶことで、より統一感のある写真に仕上がります。

スタジオの雰囲気おすすめの小物ポイント
和風伝統的な和装小物(筥迫、懐剣、末広など)、上品なかんざし背景との調和、格式高い雰囲気
洋風モダンなデザインの髪飾り、ビジューやパールをあしらった小物背景との調和、華やかな雰囲気
シンプル着物や背景を引き立てるシンプルな小物、ワンポイントの刺繍半衿着物本来の美しさを引き立てる、洗練された雰囲気

4.2.3 個性的な小物で自分らしさを演出

スタジオ撮影では、自分らしい個性を表現できる小物選びもおすすめです。例えば、好きなキャラクターのモチーフを取り入れた髪飾りや、趣味で集めているアンティークの帯留めなど、自分らしさを表現できる小物を身につけることで、より特別な一枚を撮影できます。また、ブーケやヘッドドレスなどの洋風の小物を組み合わせるのもおすすめです。

5. 前撮り和装小物の選び方のポイント

運命の和装小物を見つけるためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。一生に一度の前撮りだからこそ、後悔のない小物選びをしましょう。

5.1 衣装とのコーディネート

和装小物は、着物や帯とのコーディネートが重要です。着物や帯の色柄、素材に合わせて、小物の色柄、素材を選ぶことで、全体の調和がとれ、より洗練された印象になります。例えば、華やかな刺繍が施された着物には、シンプルなデザインの小物を合わせると、着物の華やかさが引き立ちます。

着物と帯の色が淡い色の場合は、小物を濃いめの色にすることで全体が引き締まります。反対に、着物と帯の色が濃い色の場合は、小物を淡い色にすることで、華やかさをプラスできます。

5.1.1 色合わせのポイント

着物と帯の色小物の色
淡い色濃い色
濃い色淡い色
暖色系同系色or反対色の寒色系
寒色系同系色or反対色の暖色系

5.1.2 素材合わせのポイント

着物が絹素材の場合は、小物も絹素材で統一すると上品な印象になります。また、着物に金糸や銀糸が使用されている場合は、小物にも金糸や銀糸を取り入れると、より華やかな印象になります。

5.2 季節に合わせた小物選び

季節感を意識した小物選びも大切です。春は桜や蝶、夏は朝顔や金魚、秋は紅葉やトンボ、冬は椿や雪の結晶など、季節を象徴するモチーフの小物を取り入れることで、より一層、前撮りの雰囲気が高まります。

素材も季節に合わせて選ぶと良いでしょう。夏は涼しげな麻や絽、冬は温かみのあるベルベットやファーなど、季節に合った素材の小物を選ぶことで、快適に前撮りを行うことができます。

5.3 顔の形や体型に合わせた小物選び

顔の形や体型に合わせた小物選びも重要です。丸顔の人は、縦長のラインを強調するような小物を選ぶと、顔がすっきりとした印象になります。面長の人は、横長のラインを強調するような小物を選ぶと、顔のバランスが整って見えます。

小柄な人は、小ぶりな小物を選ぶとバランスが良くなります。背の高い人は、大きめの小物を選ぶと、存在感が増します。自分の体型に合った小物を選ぶことで、より魅力的に見せることができます。

5.4 予算に合わせた小物選び

和装小物は、ピンキリです。予算に合わせて、小物を選ぶことも大切です。レンタルを利用すれば、高価な小物も比較的リーズナブルな価格で利用できます。また、ネット通販などを利用すれば、様々な小物をお手頃価格で購入することができます。

予算に限りがある場合は、優先順位を決めて、小物を選ぶと良いでしょう。例えば、筥迫や懐剣などの必須アイテムは購入し、髪飾りや扇子などはレンタルで済ませるという方法もあります。

6. 前撮り和装小物購入時の注意点

一生に一度の前撮り。和装小物を選ぶ際には、後悔のないように購入方法や場所についてもしっかりと検討することが大切です。レンタルと購入どこで購入するかなど、それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に合った方法を選びましょう。

6.1 レンタルと購入のメリット・デメリット

和装小物をレンタルするか購入するかは、予算や使用頻度、保管場所の有無などを考慮して決めましょう。それぞれにメリット・デメリットがあります。

レンタル購入
メリット費用を抑えられる 保管場所を確保する必要がない 様々な小物に挑戦できる クリーニングの手間がない自分の好みに合わせて選べる 何度でも使用できる(結婚式後も) 新品の状態を楽しめる 後撮りや結婚式でも同じ小物を使用できる
デメリットレンタルできる小物の種類が限られる場合がある 汚れや破損に注意が必要 人気商品は予約が取りにくい場合がある 自分のサイズに完全に合わない場合もあるレンタルに比べて費用がかかる 保管場所が必要 クリーニングが必要な場合がある

6.2 購入場所の選び方(呉服店、ネット通販など)

和装小物の購入場所は、呉服店、写真スタジオ提携店、ネット通販など様々です。それぞれのメリット・デメリットを比較し、自分に合った場所を選びましょう。

6.2.1 呉服店

専門知識を持ったスタッフに相談できることが最大のメリットです。実際に商品を見て触れ、試着することも可能です。高品質な商品が多く、アフターサービスも充実している点が魅力です。ただし、価格帯は比較的高めです。

6.2.2 写真スタジオ提携店

前撮りを行う写真スタジオが提携している衣装店で購入する場合、衣装とのコーディネートをスムーズに行えるというメリットがあります。スタジオの雰囲気に合った小物選びが可能です。ただし、選べる商品の種類が限られる場合があります。

6.2.3 ネット通販(楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなど)

豊富な品揃え価格の安さが魅力です。24時間いつでも好きな時に購入できる手軽さもメリットです。ただし、実物を見ることができないため、色味や質感などがイメージと異なる場合があります。また、サイズ感も確認しづらいので、サイズ表をよく確認することが重要です。返品交換についても事前に確認しておきましょう。口コミやレビューを参考に、信頼できるショップを選ぶようにしましょう。

価格比較サイト(価格.com、カカクコムなど)を活用すれば、様々なECサイトの商品を一括で比較できるので、お得に購入できる可能性が高まります。

自分にぴったりの和装小物を手に入れて、素敵な前撮りを実現しましょう。

7. まとめ

この記事では、前撮りで使用する和装小物の基礎知識から、定番アイテム、トレンド小物、シーン別のおすすめ、選び方のポイント、購入時の注意点までを網羅的に解説しました。筥迫や懐剣といった定番小物から、刺繍半衿や重ね衿のようなトレンド小物まで、それぞれの役割や選び方を理解することで、より自分らしい和装スタイルを演出できます。特に、衣装とのコーディネートや季節、顔の形、体型、そして予算を考慮した小物選びが重要です。ロケーション撮影かスタジオ撮影かといった撮影シーンによっても最適な小物が変わるため、この記事を参考にしながら、後悔のない小物選びをしてください。和装小物を選ぶ際には、レンタルと購入のメリット・デメリットを比較検討し、呉服店やネット通販など信頼できる場所で購入することをおすすめします。この記事が、素敵な前撮りを実現するための参考になれば幸いです。

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