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2025.04.14

和装ウエディングフォトをもっと素敵に!ポーズ・小物・ヘアメイクのアイデア集

和装ウェディングの写真

一生に一度の和装ウエディングフォト。せっかくなら最高の一枚を残したいですよね。でも、どんなポーズを取ればいいのか、どんな小物が合うのか、どんなロケーションが素敵なのか、わからないことだらけで不安…という方も多いのではないでしょうか。この記事では、和装ウエディングフォトをもっと素敵に仕上げるための、具体的なアイデアをたっぷりご紹介します。白無垢・色打掛・引振袖といった和装の種類別の選び方から、庭園・神社仏閣・スタジオなどロケーションの選び方のポイント、定番ポーズから和装ならではのポーズ、自然な表情を引き出すコツまで、ポージングのアイデアを網羅。さらに、ブーケや筥迫などの小物使い、洋髪・日本髪などのヘアスタイル、かんざし・生花を使ったヘアアレンジ、メイクのポイントまで、ワンランク上の写真術を伝授します。費用相場や写真館の選び方など、後悔しないための準備についても解説しているので、この記事を読めば、きっと理想の和装ウエディングフォトを実現できるはずです。

1. 和装ウエディングフォトの魅力

日本の伝統的な衣装である和装でのウエディングフォトは、近年ますます人気が高まっています。その理由は、現代的なアレンジを加えながらも、日本の伝統美を表現できる点、そして多様なロケーションで撮影できる点にあります。一生に一度の特別な瞬間を、和装の美しさで彩り、後世に残る一枚を撮影しませんか?

1.1 伝統美と現代風アレンジの融合

和装は、日本の伝統的な美意識が凝縮された衣装です。白無垢の純白さ、色打掛の華やかさ、引振袖の艶やかさ、そして紋付袴の凛々しさ。これらの伝統的な衣装は、時代を超えて受け継がれてきた日本の美を体現しています。同時に、現代的なアレンジを加えることで、より個性的な表現も可能です。たとえば、ブーケやヘアアクセサリー、撮影小物などを工夫することで、伝統的な和装に現代的なエッセンスを加え、自分らしいスタイルを演出できます。伝統とモダンの融合こそが、和装ウエディングフォト最大の魅力と言えるでしょう。

1.2 ロケーションの多様性

和装ウエディングフォトは、ロケーションの選択肢が非常に豊富です。古都の風情漂う街並みを背景に撮影したり、荘厳な神社仏閣で厳かな雰囲気を演出したり、四季折々の自然の中で撮影したりと、さまざまなロケーションが選択できます。また、近年では、スタジオ撮影も人気です。スタジオでは、天候に左右されることなく、こだわりのライティングと背景で、理想的な一枚を撮影できます。

ロケーション雰囲気おすすめポイント
庭園自然と調和した上品な雰囲気四季折々の美しい景色を背景に撮影できる
神社仏閣厳かで神聖な雰囲気伝統的な建築物を背景に、格式高い写真を残せる
スタジオ天候に左右されない、こだわりの空間背景やライティングを自由に設定できる
自然豊かなロケーション(海、山、森など)開放的でダイナミックな雰囲気壮大な自然を背景に、ドラマチックな写真を残せる

1.3 一生の思い出に残る特別な一枚

ウエディングフォトは、人生における特別な瞬間を形に残す、かけがえのないものです。和装での撮影は、その特別な瞬間を、日本の伝統美とともに、より一層美しく、思い出深いものにしてくれます。何十年後に見返しても色褪せることのない、感動的な一枚となるでしょう。そして、それは、家族の宝物として、未来へと受け継がれていくことでしょう。

2. 和装の種類と選び方

和装ウエディングフォトで着用する衣装は、花嫁の美しさを引き立て、写真の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。ここでは、代表的な和装の種類と、それぞれの魅力、選び方のポイントを詳しく解説します。

2.1 白無垢

白無垢は、日本の伝統的な婚礼衣装の中で最も格式高い正礼装です。室町時代から武家の婚礼衣装として用いられ、江戸時代には庶民にも広まりました。純白の衣装は、花嫁の純粋さと無垢さを象徴し、神聖な雰囲気を演出します。綿帽子や角隠しを合わせることで、より厳かな印象になります。

アイテム説明
綿帽子挙式で着用する、白い綿でできた帽子。挙式が終わるまでは新郎以外に顔を見せないという伝統を表しています。
角隠し文金高島田に合わせる帯状の布。嫉妬や怒りの象徴である角を隠すという意味が込められています。

2.2 色打掛

色打掛は、白無垢に次ぐ格式を持つ婚礼衣装です。華やかな刺繍や織り柄が特徴で、赤や金、白などを基調とした豪華なデザインが人気です。室町時代末期に誕生し、江戸時代に広く着用されるようになりました。現代では、白無垢で挙式を行い、披露宴や写真撮影で色打掛にお色直しをする花嫁も多いです。

色打掛は、その色や柄によって様々な意味が込められています。例えば、赤は魔除けや生命力を、金は富貴や繁栄を、白は純粋さや神聖さを象徴しています。自分の好みや結婚式のテーマに合わせて、色や柄を選ぶと良いでしょう。

2.3 引振袖

引振袖は、未婚女性の第一礼装である振袖の一種で、裾を引きずるように長いことが特徴です。黒地のものが多く、お引きずりとも呼ばれます。江戸時代には武家女性の婚礼衣装として用いられ、現代でもその格調高い美しさから人気を集めています。帯結びや小物使いで、華やかさや個性を演出できます。

引振袖は、帯の結び方によって様々な印象を与えることができます。例えば、文庫結びは古典的で上品な印象、立て矢結びは華やかでモダンな印象を与えます。自分の好みに合わせて、帯結びを選ぶと良いでしょう。

2.4 紋付袴

紋付袴は、男性の第一礼装です。黒の羽二重の着物に、袴を合わせた正装で、五つの家紋が入っています。格式高い婚礼にふさわしい、凛々しい印象を与えます。袴の色は、白やグレー、紺などが一般的です。紋付袴は、新郎の体格に合わせて仕立てることで、より美しく着こなすことができます。

紋付袴を選ぶ際には、着物と袴の色の組み合わせや、羽織の有無などを考慮すると良いでしょう。例えば、白の袴は爽やかで若々しい印象、グレーや紺の袴は落ち着いた印象を与えます。また、羽織を着用することで、より格式高い印象になります。

3. 和装ウエディングフォトを彩るロケーション選びのポイント

和装ウエディングフォトを撮影する上で、ロケーション選びは写真の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。お二人のイメージや好みに合った場所を選ぶことで、より思い出深い一枚を収めることができます。ここでは、和装ウエディングフォトに人気のロケーションと、それぞれの魅力、選び方のポイントをご紹介します。

3.1 庭園

美しい庭園は、和装の雰囲気と相性抜群。四季折々の自然が織りなす景観は、華やかさの中に落ち着きと上品さを加えてくれます。池や橋、築山など、写真の構図のバリエーションも豊富です。

3.1.1 庭園の種類と選び方

庭園には、日本庭園、イングリッシュガーデン、ローズガーデンなど様々な種類があります。日本庭園は、和装の伝統的な美しさを引き立てるのに最適です。一方、イングリッシュガーデンやローズガーデンは、洋風の要素を取り入れた、より華やかな雰囲気を演出できます。庭園の規模や雰囲気、アクセスなども考慮して選びましょう。

おすすめの庭園としては、京都の兼六園や後楽園、東京の六義園や小石川後楽園などがあります。

3.2 神社仏閣

厳かな雰囲気の中で撮影できる神社仏閣は、和装ウエディングフォトの定番ロケーション。歴史的な建造物を背景に、格調高い一枚を収めることができます。挙式と併せて撮影を行うカップルも多いです。

3.2.1 神社仏閣選びのポイント

神社仏閣を選ぶ際は、撮影許可の有無や料金を確認しましょう。また、撮影可能な範囲や時間帯なども事前に確認しておくことが大切です。お二人の思い出の場所や、縁のある神社仏閣を選ぶのもおすすめです。

人気の神社仏閣としては、京都の伏見稲荷大社や清水寺、東京の明治神宮などが挙げられます。

3.3 スタジオ撮影

天候に左右されず、様々な背景で撮影できるのがスタジオ撮影の魅力。背景セットやライティングを駆使することで、希望の雰囲気を自由に演出できます。また、着付けやヘアメイクもスタジオで完結できるため、移動の手間が省けるのもメリットです。

3.3.1 スタジオ選びのポイント

スタジオによって、得意とする雰囲気や料金プランが異なるため、事前にホームページなどで確認しましょう。また、撮影小物や衣装のバリエーションもチェックしておくと、よりイメージに合った写真に仕上がります。口コミなども参考に、自分に合ったスタジオを選びましょう。

3.4 自然豊かなロケーション

壮大な自然を背景に撮影すれば、開放的でドラマチックな一枚に。海辺や山、森、草原など、ロケーションによって様々な雰囲気を演出できます。季節感を取り入れたい方にもおすすめです。

3.4.1 自然豊かなロケーションでの撮影ポイント

自然豊かなロケーションでの撮影は、天候に左右されやすいため、雨天時の対応なども事前に確認しておきましょう。また、アクセスや移動時間、撮影許可の有無なども考慮することが重要です。虫刺され対策なども忘れずに行いましょう。

人気のロケーションとしては、軽井沢や北海道の富良野、沖縄のビーチなどが挙げられます。

ロケーションメリットデメリットポイント
庭園四季折々の自然が美しい、和装との相性が良い天候に左右される場合がある、撮影許可が必要な場合がある庭園の種類や規模、アクセスなどを考慮する
神社仏閣厳かな雰囲気、歴史的な建造物を背景に撮影できる撮影許可が必要な場合がある、撮影範囲が限られる場合がある撮影許可の有無や料金、撮影可能な範囲などを確認する
スタジオ天候に左右されない、様々な背景で撮影できる費用がかかる場合がある、自然光での撮影は難しいスタジオの雰囲気や料金プラン、撮影小物などを確認する
自然豊かなロケーション開放的な雰囲気、ドラマチックな写真が撮れる天候に左右される、アクセスが悪い場合がある天候への対策、アクセスや移動時間、撮影許可の有無などを確認する

ロケーション選びは、和装ウエディングフォトの成功を大きく左右する重要な要素です。上記でご紹介したポイントを参考に、お二人のイメージにぴったりの場所を見つけて、一生の思い出に残る素敵な写真を撮影しましょう。

4. ポージングアイデア集

和装ウエディングフォトで最高の瞬間を捉えるためには、ポージングも重要な要素です。定番のポーズから和装ならではのポーズ、自然な表情を引き出すコツまで、様々なアイデアをご紹介します。

4.1 定番ポーズ

まずは、どんなシーンでも取り入れやすい定番のポーズから見ていきましょう。これらのポーズは、シンプルながらも美しく、二人の愛を表現するのに最適です。

4.1.1 見つめ合う

見つめ合うことで、二人の間の親密な雰囲気が写真に表れます。少し照れたような表情を浮かべると、より自然で魅力的な一枚になります。

4.1.2 手をつなぐ

手をつなぐポーズは、二人の絆を象徴する定番のポーズです。軽く握り合うだけでなく、しっかりと手を繋ぎ合うことで、力強い愛情を表現することもできます。

4.1.3 ベールショット

白無垢の場合、綿帽子や角隠しではなく、ウエディングベールを着用する花嫁も増えています。ベールを使ったショットは、神秘的で幻想的な雰囲気を演出します。

4.2 和装ならではのポーズ

和装だからこそできる、魅力的なポーズもたくさんあります。小物を使うことで、より華やかで印象的な写真に仕上がります。

4.2.1 番傘を使う

番傘は、和装ウエディングフォトに欠かせない小物のひとつです。番傘を二人で一緒に持つ花嫁が一人で持つ番傘越しに見つめ合うなど、様々なバリエーションが楽しめます。雨の日でも情緒ある一枚を撮影できます。

4.2.2 扇子を使う

扇子を使ったポーズは、上品で華やかな印象を与えます。扇子で顔を隠したり、仰ぐ仕草をしたりすることで、奥ゆかしさを表現できます。夫婦扇子を用いるのもおすすめです。

4.2.3 鞠を持つ

鞠は、古くから日本で愛されてきた伝統的な玩具です。鞠を持つことで、可愛らしく、遊び心のある写真を撮ることができます。

4.3 自然な表情を引き出すコツ

自然な笑顔や表情は、写真の雰囲気を大きく左右します。カメラマンとのコミュニケーションを大切にし、リラックスした状態で撮影に臨みましょう。

  • カメラマンと話す:緊張をほぐすために、カメラマンと積極的にコミュニケーションを取りましょう。
  • 楽しいことを想像する:楽しい思い出や未来のことを想像することで、自然な笑顔が生まれます。
  • お互いに声を掛け合う:新郎新婦で声を掛け合い、リラックスした雰囲気を作りましょう。
ポーズの種類ポイントバリエーション
正座背筋を伸ばし、美しい姿勢を意識する両手を重ねて膝の上に置く、少し体を傾ける
立ち姿軽く内股にすることで、上品な印象に扇子や番傘などの小物を活用する
歩く姿視線を少し斜め前に向ける新郎が花嫁をエスコートする
お辞儀丁寧なお辞儀で、感謝の気持ちを表現する新郎新婦で息を合わせる

これらのポーズやコツを参考に、和装ウエディングフォトならではの美しい一枚を撮影しましょう。自分たちらしい表現で、一生の思い出に残る素敵な写真を残してください。

5. 小物を使ったワンランク上の写真術

和装ウエディングフォトをより一層華やかに、そして自分らしく彩るためには、小物使いが重要です。伝統的なものから現代風のアレンジまで、様々な小物を活用して、思い出に残る一枚を創り上げましょう。

5.1 和装に合うブーケ

ブーケは花嫁の美しさを引き立てる重要なアイテム。和装にもぴったりのブーケを選び、華やかさをプラスしましょう。

5.1.1 ボールブーケ

丸いフォルムが可愛らしいボールブーケは、白無垢や色打掛によく合います。小ぶりなサイズを選ぶことで、和装の繊細な美しさを邪魔することなく、可愛らしさをプラスできます。

5.1.2 クラッチブーケ

茎の部分をそのまま束ねたクラッチブーケは、ナチュラルな雰囲気を演出したい花嫁におすすめ。和装に合わせる場合は、ダリアやピンポンマムなど、和の雰囲気を持つ花を選ぶとより一層魅力的になります。

5.1.3 和装用ブーケ

近年人気を集めているのが、アーティフィシャルフラワーやプリザーブドフラワーを使った和装用ブーケ。水引や扇子、つまみ細工などを組み合わせることで、和装の世界観をより一層引き立てます。また、生花と比べて持ち運びや保管がしやすい点もメリットです。

5.2 伝統的な小物

古くから受け継がれてきた伝統的な小物は、和装の格調高さをさらに引き立てます。それぞれの意味や使い方を理解し、正しく身につけましょう。

小物説明
筥迫(はこせこ)懐紙や鏡、紅などを入れる小さな化粧ポーチのようなもの。武家の女性が懐に入れて持ち歩いていた貴重品入れが由来とされています。
懐剣(かいけん)護身用として使われていた短刀。現代では魔除けの意味を込めて身につけます。
末広(すえひろ)扇子の一種。「末広がり」の名の通り、将来の繁栄を願う縁起物です。金や銀、白などの華やかなものが多く用いられます。

5.3 現代風小物の活用

現代風の小物を上手に取り入れることで、オリジナリティあふれる和装ウエディングフォトを演出できます。自分たちらしいアイテムを選んで、個性を表現しましょう。

5.3.1 ガーランド

「寿」や「祝」などの文字、二人の名前や記念日を入れたガーランドは、写真に華やかさを添える人気のアイテム。和紙や千代紙で手作りすれば、より一層オリジナリティあふれる一枚に仕上がります。

5.3.2 フォトプロップス

口ひげやメガネ、吹き出しなどのフォトプロップスは、楽しい雰囲気の写真を撮りたいカップルにおすすめ。和風のデザインを選ぶことで、和装にも自然と馴染みます。

5.3.3 イニシャルオブジェ

二人のイニシャルをかたどったオブジェは、洗練された印象を与えます。木製や和紙など、素材にもこだわって選ぶことで、和装の雰囲気に合わせたコーディネートが可能です。

これらの小物以外にも、夫婦扇子や折り鶴シャワー、和傘など、様々なアイテムを活用して、世界に一つだけの和装ウエディングフォトを創り上げてください。

6. ヘアメイクで花嫁をさらに美しく

和装ウエディングフォトにおいて、ヘアメイクは花嫁の美しさを最大限に引き出す重要な要素です。衣装やロケーションとのバランスを考慮しながら、自分らしいスタイルを見つけましょう。

6.1 和装に合うヘアスタイル

和装に合うヘアスタイルは、大きく分けて洋髪と日本髪があります。それぞれの特徴を理解し、自分の顔型や衣装に合わせて選びましょう。

6.1.1 洋髪

洋髪は、現代的でアレンジの幅が広いのが特徴です。アップスタイル、ダウンスタイル、ハーフアップなど、様々なバリエーションが楽しめます。ドレスを着る際のアレンジを参考に、和装にも合うようにアレンジを加えてもらうと良いでしょう。たとえば、ゆるふわなシニヨンスタイルに生花や水引などの和風の髪飾りを合わせれば、上品で華やかな印象になります。また、編み込みを取り入れたり、毛先に動きをつけることで、より華やかさを演出できます。面長の方は、トップにボリュームを出すことでバランス良く見えます。逆に、丸顔の方は、サイドにボリュームを出すことで小顔効果が期待できます。美容師さんと相談しながら、自分に似合うスタイルを見つけることが大切です。

6.1.2 日本髪

日本髪は、伝統的で格式高い印象を与えます。文金高島田、角隠し、綿帽子など、様々な種類があります。白無垢や色打掛など、格の高い衣装に合わせるのがおすすめです。日本髪は、熟練の美容師でないと結えない場合もあるので、事前に写真館や美容室に確認しておきましょう。また、日本髪の種類によって、似合う髪飾りも異なります。かんざしや櫛などを用いて、より華やかに仕上げることができます。カツラを使用する場合もあるので、事前に試着して違和感がないか確認しておきましょう。

6.2 メイクのポイント

和装のメイクは、清楚で上品な仕上がりが基本です。ベースメイクは、マットな質感で肌の透明感を出すことが大切です。ファンデーションの色は、自分の肌色に合ったものを選びましょう。アイメイクは、ブラウンやベージュなどのナチュラルな色味で、目元を優しく仕上げます。アイラインは、黒ではなくブラウンを使うことで、より自然な印象になります。リップは、ピンクやレッドなどの華やかな色を選び、口角を上げるように意識して塗りましょう。チークは、ピンクやコーラル系の色味で、頬骨の高い位置にふんわりと乗せ、血色感をプラスします。和装の場合、普段より濃いめのメイクが映えるので、プロのメイクアップアーティストに依頼するのがおすすめです。

6.3 ヘアアクセサリー

ヘアアクセサリーは、ヘアスタイルをさらに華やかに彩る重要なアイテムです。和装に合うヘアアクセサリーを選び、より魅力的な花嫁姿を目指しましょう。

種類特徴おすすめのヘアスタイル
かんざし様々な素材やデザインがあり、華やかさをプラスできる。洋髪、日本髪どちらにも合う。
生花ナチュラルで可憐な印象を与えられる。ダウンスタイル、ハーフアップなど、ゆるふわなスタイルに合う。
つまみ細工伝統工芸品で、繊細で上品な印象を与えられる。日本髪に特に合う。
水引和の雰囲気を高め、モダンな印象も与えられる。洋髪、日本髪どちらにも合わせやすい。
マム(菊)和装の定番であり、華やかで上品な印象。日本髪、アップスタイルに合う。

これらの他にも、ボンネやティアラなど、洋風のヘアアクセサリーを和装に合わせるのもおすすめです。自分の好みに合わせて、自由にアレンジを楽しんでみましょう。

7. 和装ウエディングフォトの費用相場

和装ウエディングフォトの費用は、プラン内容や写真館、ロケーションによって大きく変動します。撮影プランの内容、衣装の点数、アルバムの有無、データの枚数、ロケーション撮影の有無などで価格が変わるため、事前にしっかりと確認することが大切です。相場感をつかんでおけば、予算に合ったプランを選びやすくなります。

7.1 撮影プラン別の費用相場

撮影プランは、大きく分けて「スタジオ撮影プラン」「ロケーション撮影プラン」「データのみプラン」の3種類があります。それぞれの特徴と費用相場を把握しておきましょう。

プラン内容費用相場
スタジオ撮影プランスタジオ内で撮影を行うプラン。背景やライティングを調整し、天候に左右されずに撮影できます。5万円~15万円
ロケーション撮影プラン神社仏閣や庭園など、希望の場所で撮影を行うプラン。移動費や入場料などが別途かかる場合があります。10万円~30万円
データのみプランデータのみを提供するプラン。アルバムやプリントは別途注文となります。比較的安価に撮影できます。3万円~10万円

7.2 費用の内訳

和装ウエディングフォトの費用は、以下のような項目で構成されています。各項目の金額を確認し、総額を把握しましょう。

  • 撮影料:カメラマンの費用やスタジオ使用料など撮影に関する基本料金です。
  • 衣装代:白無垢、色打掛、引振袖、紋付袴などの衣装のレンタル料金です。
  • 着付け・ヘアメイク:着付け師とヘアメイクアーティストの費用です。
  • 小物代:筥迫、懐剣、末広、ブーケなどの小物のレンタル料金です。
  • アルバム代:撮影した写真をまとめたアルバムの制作費用です。
  • データ代:撮影データの提供費用です。
  • ロケーション料:神社仏閣や庭園など、ロケーションを使用するための費用です。別途入場料が必要な場合もあります。
  • 出張料:カメラマンや着付け師が出張する場合の費用です。

7.3 オプション費用の注意点

基本プラン以外にも、様々なオプションが用意されている場合があります。オプションを追加することで費用が加算されるため、必要なオプションと不要なオプションを carefullyに見極め、予算に合わせて選択しましょう。

7.3.1 主なオプション

  • 写真追加:アルバムやデータに追加で写真を入れる場合の費用
  • アルバムグレードアップ:より高品質なアルバムに変更する場合の費用
  • 美肌修正:写真データの肌を美しく修正する場合の費用
  • 動画撮影:挙式の様子を動画で撮影する場合の費用
  • ドローン撮影:ドローンを使って空撮を行う場合の費用

上記以外にも、様々なオプションが存在します。事前に写真館のウェブサイトやパンフレットなどで確認し、希望に合ったオプションを選択しましょう。

7.4 賢く費用を抑えるためのポイント

和装ウエディングフォトの費用を抑えるためには、いくつかのポイントがあります。予算に合わせて賢くプランを選び、素敵な写真を残しましょう。

  • データのみプランを選択する:アルバムを作成しない場合は、データのみプランを選択することで費用を抑えることができます。
  • 平日に撮影する:土日祝日は料金が高くなる傾向があるため、平日に撮影することで割引が適用される場合があります。
  • 早期予約割引を利用する:多くの写真館で早期予約割引が用意されているため、早めに予約することで費用を抑えることができます。
  • キャンペーンを利用する:期間限定のキャンペーンを利用することで、お得に撮影できる場合があります。
  • 複数のスタジオに見積もりを依頼する:複数のスタジオに見積もりを依頼し、比較することで最適なプランを見つけることができます。

8. 失敗しない写真館の選び方

一生に一度の和装ウエディングフォト。素敵な思い出にするためには、写真館選びが重要です。数ある写真館から自分にぴったりの場所を見つけるためのポイントを詳しく解説します。

8.1 撮影スタイルと写真のテイストで絞り込む

写真館によって得意とする撮影スタイルや写真のテイストは様々です。希望する写真の雰囲気を明確にしておきましょう。

8.1.1 ナチュラルな雰囲気

自然な光を活かした、飾らない雰囲気の写真を希望する場合は、ナチュラルテイストを得意とする写真館を選びましょう。ロケーション撮影を得意とする写真館も多いです。

8.1.2 クラシカルな雰囲気

落ち着いた重厚感のある写真を希望する場合は、クラシカルなテイストを得意とする写真館がおすすめです。スタジオ撮影を得意とする写真館も多いです。

8.1.3 アーティスティックな雰囲気

個性的な写真表現を希望する場合は、アーティスティックなテイストを得意とする写真館を選びましょう。構図やライティングにこだわった、印象的な写真を撮影してくれます。

8.2 口コミや評判をチェック

実際にその写真館を利用したカップルの口コミや評判は貴重な情報源です。インターネットの口コミサイトやSNSなどを活用して、写真館の評判を調べましょう。スタッフの対応や写真の仕上がりなど、様々な視点から確認することが大切です。

8.3 料金プランを比較

写真館によって料金プランは大きく異なります。撮影内容や含まれるサービスなどを比較し、予算に合ったプランを選びましょう。また、追加料金が発生する可能性についても事前に確認しておくことが大切です。

プラン名料金撮影時間カット数アルバム
スタンダードプラン15万円2時間50カットあり
プレミアムプラン25万円4時間100カットあり
ロケーションプラン20万円3時間70カットなし

8.4 ロケーションの確認

希望するロケーションで撮影が可能かどうかを確認しましょう。庭園、神社仏閣、スタジオなど、写真館によって撮影可能なロケーションは異なります。また、ロケーション撮影の場合の移動手段や費用についても確認しておきましょう。関東で人気のロケーションとしては、鶴岡八幡宮、明治神宮、箱根神社、新宿御苑などが挙げられます。

8.5 衣装の確認

写真館が提携している衣装店や、衣装の種類や数を確認しましょう。白無垢、色打掛、引振袖など、豊富な衣装の中から希望の衣装を選べる写真館がおすすめです。また、衣装のレンタル料金についても確認しておきましょう。

8.6 カメラマンとの相性

カメラマンとの相性も重要なポイントです。事前にカメラマンのポートフォリオを確認したり、面談を行ったりすることで、相性を確認しましょう。リラックスして撮影に臨めるカメラマンを選ぶことが大切です。

これらのポイントを踏まえ、後悔のない写真館選びをして、一生の宝物となる和装ウエディングフォトを撮影しましょう。

9. まとめ

この記事では、和装ウエディングフォトをより素敵に演出するための様々なアイデアをご紹介しました。和装の種類、ロケーション、ポージング、小物、ヘアメイクなど、こだわりのポイントを押さえることで、一生の思い出に残る素晴らしい写真撮影を実現できます。

特に、白無垢や色打掛といった和装の種類によって、写真の雰囲気は大きく変わります。それぞれの魅力を理解し、自分にぴったりの衣装を選びましょう。また、庭園や神社仏閣といったロケーションも重要な要素です。伝統的な雰囲気を重視するなら神社仏閣、自然豊かな風景を背景にしたいなら庭園など、希望の雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。

小物やヘアメイクも、写真の印象を左右する大切なポイントです。番傘や扇子などの伝統的な小物を取り入れることで、和装らしさをより一層引き立てられます。ヘアスタイルも、洋髪か日本髪かで大きく印象が変わります。メイクは、和装の華やかさに負けないよう、華やかでありつつも上品な仕上がりを意識しましょう。これらの要素をバランス良く組み合わせることで、より魅力的な和装ウエディングフォトを撮影できます。

費用相場や写真館の選び方についても触れましたので、この記事を参考に、理想の和装ウエディングフォトを実現してください。

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