一生に一度の結婚式を彩る、美しい和装前撮り。その魅力を最大限に引き出し、忘れられない思い出を形にするための完全ガイドです。この記事では、和装前撮りのメリットから具体的な準備、当日の流れ、そして結婚式への活用のアイデアまで、網羅的に解説します。初めての前撮りで何から始めたら良いか分からない、費用はどのくらいかかるのか、どんな種類があるのか知りたい、など様々な疑問を解消し、理想の和装前撮りを実現するためのヒントが満載です。具体的には、スタジオ撮影、ロケーション撮影、神社仏閣撮影といった種類別の特徴やメリット・デメリット、白無垢、色打掛、引振袖、紋付袴といった和装の種類と選び方、予算の決め方、撮影時期・日取り、カメラマン選びのポイントなどを詳しく説明します。さらに、後悔しないための準備チェックリストや当日の流れ、注意点も網羅。撮影した写真をウェルカムボードやムービーに活用するなど、結婚式に繋げるアイデアもご紹介します。東京大神宮、明治神宮、鶴岡八幡宮などの関東、毘沙門堂、大覚寺、金戒光明寺などの関西のおすすめロケーション情報も掲載。この記事を読めば、和装前撮りの全てが分かり、自信を持って準備を進められるでしょう。
1. 和装前撮りの魅力
和装前撮りは、ただ美しい写真を残すだけでなく、結婚式当日にはない特別な体験やメリットがたくさんあります。一生に一度の結婚式をさらに特別なものにする和装前撮りの魅力を詳しくご紹介します。
1.1 結婚式とは違うロケーションで撮影できる
結婚式当日は式場内での撮影が中心となりますが、前撮りではお二人の希望に合わせて様々なロケーションを選択できます。自然豊かな庭園、歴史を感じさせる神社仏閣、モダンな街並みなど、お二人の好みにぴったりの場所で、思い出に残る一枚を撮影できます。また、天候に左右されないスタジオ撮影も可能です。
例えば、桜の季節に撮影したい、紅葉の時期に撮影したいといった希望も、前撮りなら叶えることができます。結婚式当日はゲストへの対応などで忙しく、ゆっくりと写真撮影を楽しむ時間を取るのが難しい場合も、前撮りなら時間をかけてじっくりと撮影できます。
1.2 時間をかけてこだわりの一枚を撮影できる
結婚式当日は時間的な制約があり、希望のポーズやロケーションでゆっくり撮影できない場合もあります。前撮りであれば、時間に余裕を持って撮影ができるため、こだわりの一枚を追求できます。様々なポーズや表情に挑戦したり、小道具を使って個性的な写真を残したり、お二人の希望を叶えるための十分な時間を確保できます。
また、撮影したいイメージや希望の構図など、カメラマンとじっくり相談しながら撮影を進められるのも前撮りのメリットです。結婚式当日は慌ただしくなりがちですが、前撮りならリラックスした雰囲気の中で撮影に臨めます。
1.3 結婚式のウェルカムスペースなどで活用できる
前撮りで撮影した写真は、結婚式の様々なシーンで活用できます。ウェルカムスペースに飾ったり、結婚式のムービーに使用したり、招待状に掲載したりすることで、ゲストに二人の幸せな姿を共有できます。また、前撮り写真を使ったオリジナルグッズを作成して、ゲストへのプレゼントにするのもおすすめです。
活用例 | メリット |
---|---|
ウェルカムボード | ゲストをお迎えする際に、二人の和装姿で歓迎できる |
結婚式のムービー | 二人の馴れ初めや感謝の気持ちを伝える映像に、和装姿の写真を挿入することで、より感動的な演出に |
結婚式の招待状 | 和装姿の写真を掲載することで、結婚式の雰囲気を事前にゲストに伝えることができる |
席次表、席札 | ゲスト一人ひとりに合わせたメッセージと共に、二人の和装姿の写真を添えることで、感謝の気持ちを伝えることができる |
プロフィールブック | 二人の生い立ちや趣味などを紹介するプロフィールブックに、和装姿の写真を掲載することで、より華やかな印象に |
サンキュータグ | プチギフトに付けるサンキュータグに、和装姿の写真と感謝のメッセージを添えることで、心温まる贈り物に |
前撮り写真は、結婚式後も二人の大切な宝物として残ります。アルバムを作成したり、自宅に飾ったりすることで、いつでも結婚式の感動を振り返ることができます。また、将来、子供や孫に見せることで、家族の歴史を繋ぐ大切な役割も果たします。
→前撮り髪型(ヘアスタイル)/和装&洋装紹介が気になる方はこちら
2. 和装前撮りの種類
和装前撮りは、大きく分けて3つの種類があります。それぞれの特徴を理解し、自分たちにぴったりの撮影方法を選びましょう。
2.1 スタジオ撮影
スタジオ撮影は、天候に左右されずに撮影できることが最大のメリットです。また、スタジオならではのこだわりのセットやライティングで、映画のワンシーンのようなドラマチックな写真や、伝統的な雰囲気の写真を残すことができます。
2.1.1 定番のスタジオ撮影で天候に左右されずに撮影
雨天や猛暑、寒さなど天候を気にせず撮影できるため、年間を通して人気の撮影方法です。特に、真夏の酷暑や真冬の極寒の中で外での撮影は体調面で不安がある場合、スタジオ撮影は安心です。
2.1.2 こだわりのセットで映画のワンシーンのような写真が残せる
スタジオには、和風の庭園や、モダンな背景、季節感を取り入れたセットなど、様々な背景が用意されています。まるで映画のワンシーンのような、ドラマチックでアーティスティックな写真が撮影できます。背景に合わせたライティングも魅力の一つです。
2.1.3 様々なポーズや演出でバリエーション豊かな写真を撮影できる
スタジオでは、スペースを気にせず様々なポーズや演出で撮影できます。定番の立ち姿だけでなく、座ったポーズや寝転んだポーズなど、バリエーション豊かな写真を残すことができます。
2.2 ロケーション撮影
ロケーション撮影では、自然豊かな場所や歴史的な建造物を背景に、開放的で思い出深い写真を撮影できます。自分たちの思い出の場所や憧れの場所で撮影できることも魅力です。
2.2.1 自然の中で開放的な撮影ができる
海辺や公園、庭園、山など、自然豊かなロケーションで撮影することで、開放的でリラックスした雰囲気の写真を残せます。自然光を活かした、ナチュラルで美しい写真が撮影できるのも魅力です。
2.2.2 思い出の場所や憧れの場所で撮影ができる
二人が初めて出会った場所や、デートでよく訪れた場所など、思い出の場所で撮影することで、特別な一枚を形にできます。また、憧れの観光地や歴史的な建造物など、好きな場所で撮影できるのもロケーション撮影の魅力です。
2.2.3 季節感を活かした撮影ができる
桜や紅葉など、季節の風景を背景に撮影することで、その時期ならではの美しい写真を残すことができます。四季折々の自然の美しさを活かした、印象的な写真が撮影できます。
2.3 神社仏閣での撮影
神社仏閣での撮影は、厳かな雰囲気の中で神聖な写真を残せることが魅力です。和装の雰囲気にもぴったりで、格式高い印象を与えます。撮影許可が必要な場合もあるので、事前に確認が必要です。また、撮影マナーにも配慮しましょう。
2.3.1 厳かな雰囲気の中で神聖な写真を残せる
神社仏閣という神聖な場所で撮影することで、厳かで格調高い雰囲気の写真を残すことができます。伝統的な建築物や美しい庭園を背景に、特別な一枚を撮影できます。
2.3.2 和装にぴったりのロケーション
和装の雰囲気と神社仏閣の荘厳な雰囲気は相性抜群です。白無垢や色打掛、紋付袴の美しさがより一層引き立ちます。
2.3.3 歴史を感じさせる一枚を撮影できる
歴史ある神社仏閣で撮影することで、時代を超えた重厚感を感じさせる一枚を撮影できます。日本の伝統と文化を感じさせる、特別な写真となるでしょう。
種類 | メリット | デメリット | ポイント |
---|---|---|---|
スタジオ撮影 | 天候に左右されない、様々な背景で撮影可能、バリエーション豊かなポーズが可能 | ロケーション撮影に比べて費用が高くなる場合がある、屋外のような開放感はない | スタジオの雰囲気やセット、カメラマンの作風などを確認して選ぶ |
ロケーション撮影 | 自然光を活かした開放的な写真が撮れる、思い出の場所や憧れの場所で撮影できる、季節感を活かせる | 天候に左右される、移動時間や費用がかかる場合がある、撮影許可が必要な場所もある | 撮影場所の雰囲気やアクセス、許可の有無などを確認する |
神社仏閣撮影 | 厳かな雰囲気で神聖な写真が撮れる、和装の雰囲気に合う、歴史を感じさせる写真が撮れる | 撮影許可が必要な場合が多い、撮影マナーに配慮が必要、天候に左右される | 事前の許可申請、撮影マナーの確認、雨天時の対応策などを確認する |
上記以外にも、近年では洋館やガーデンウェディングといったロケーションも人気です。自分たちのイメージに合う場所を選び、素敵な思い出を残しましょう。
3. 和装の種類と選び方
和装には様々な種類があり、それぞれの特徴や雰囲気も異なります。自分にぴったりの和装を選ぶために、それぞれの魅力や違いを理解しておきましょう。
3.1 白無垢
白無垢は、日本の伝統的な結婚衣装であり、花嫁の純潔を表す純白一色の衣装です。室町時代から武家の婚礼衣装として用いられてきた歴史があり、格式高い正統派の和装と言えます。綿帽子や角隠しを合わせることで、より厳かな雰囲気を演出できます。
白無垢は、神前式や仏前式など、伝統的な結婚式に最適です。 また、清楚で上品な印象を与えたい花嫁にもおすすめです。
3.1.1 白無垢の種類
- 綿帽子:白無垢に合わせる代表的な被り物。清楚で奥ゆかしい印象を与えます。
- 角隠し:文金高島田に合わせる被り物。魔除けの意味があり、凛とした印象を与えます。
3.2 色打掛
色打掛は、白無垢の上に着る打掛で、華やかで美しい刺繍や織りが施されています。室町時代末期に登場し、江戸時代には武家の女性の間で流行しました。赤や金、白などを基調とした豪華なデザインが特徴で、おめでたい席にふさわしい華やかさを演出します。
色打掛は、披露宴や写真撮影など、華やかなシーンに最適です。 個性的な柄や色を選ぶことで、自分らしさを表現することもできます。
3.2.1 色打掛の種類
- 刺繍打掛:金糸や銀糸で刺繍が施された豪華な打掛。
- 織り打掛:錦織や綴織などの技法で織られた高級感のある打掛。
3.2.2 色打掛の色の意味
色 | 意味 |
---|---|
赤 | 魔除け、生命力、情熱 |
金 | 富、繁栄、幸福 |
白 | 純潔、神聖 |
3.3 引き振袖
引き振袖は、裾を引きずるほど長い袖が特徴の振袖で、未婚女性の第一礼装です。江戸時代に武家の女性の礼装として定着し、現代では結婚式や成人式などで着用されます。華やかで優美な印象を与え、振袖の中でも特に格調高いとされています。
引き振袖は、披露宴やパーティー、前撮りなどで着用されます。 色や柄も豊富で、華やかで個性的な装いをしたい花嫁におすすめです。
3.3.1 引き振袖の種類
- 大振袖:袖丈が114cm以上の最も格式高い引き振袖。
- 中振袖:袖丈が100cm前後の引き振袖。
3.4 紋付袴
紋付袴は、男性の第一礼装であり、黒紋付に袴を合わせた正装です。五つ紋付きの黒羽二重の着物に仙台平の袴を合わせるのが正式なスタイルです。冠婚葬祭など、様々な場面で着用されますが、結婚式では新郎の衣装として欠かせないものです。
紋付袴は、新郎の衣装として、結婚式や披露宴で着用されます。 格式高く、凛とした印象を与えます。
3.4.1 紋付袴の種類
- 黒紋付:最も一般的な紋付袴。結婚式や葬儀などで着用されます。
- 色紋付:黒以外の色で仕立てられた紋付袴。華やかな場や、個性を出したい場合に選ばれます。
これらの和装は、それぞれ異なる特徴と魅力を持っています。自分の好みや結婚式のスタイル、会場の雰囲気などを考慮して、最適な和装を選びましょう。 また、各衣装に合わせた髪型や小物を選ぶことで、より一層魅力的な装いを演出できます。
4. 和装前撮りで後悔しないための準備
和装前撮りは、結婚式という一大イベントの中でも特に思い出深いもの。だからこそ、後悔のないようにしっかりと準備を進めることが大切です。予算、時期、カメラマン選びなど、様々なポイントを事前に確認し、当日に臨みましょう。
4.1 予算の決め方
和装前撮りの費用は、ロケーションやプラン内容によって大きく変動します。撮影場所、衣装の点数、アルバムの有無など、希望する内容を具体的にイメージしながら予算を設定しましょう。相場感をつかむために、複数の業者に見積もりを依頼することもおすすめです。「衣装一点プラン」「データのみプラン」など、低価格帯のプランも用意されている場合があるので、予算に合わせて検討してみましょう。
4.2 撮影時期と日取りの決め方
撮影時期は、気候や景観を考慮して選びましょう。桜の季節、紅葉の季節など、希望の景色に合わせて時期を決めるのもおすすめです。また、日取りは、結婚式の準備状況や、カメラマンのスケジュールと調整しながら決定します。大安などの縁起の良い日取りにこだわる場合は、早めに予約を入れるようにしましょう。雨天の場合の対応についても、事前に確認しておきましょう。
4.3 カメラマンの選び方
カメラマンの個性によって、写真の仕上がりは大きく変わります。口コミやポートフォリオを参考に、自分のイメージに合うカメラマンを見つけましょう。
4.3.1 口コミやポートフォリオをチェック
インターネットで口コミを調べたり、カメラマンのウェブサイトでポートフォリオを確認したりすることで、写真の雰囲気やカメラマンの得意なスタイルを把握できます。InstagramなどのSNSも活用して、最新の情報をチェックしましょう。
4.3.2 カメラマンとの事前の打ち合わせ
撮影イメージや希望のポーズ、撮影場所などについて、事前にカメラマンとしっかりと打ち合わせることが大切です。撮影当日の流れや、疑問点なども確認しておきましょう。
4.4 ヘアメイク、着付けの手配
和装の着付けやヘアメイクは、専門の業者に依頼するのが一般的です。カメラマンが提携している業者を紹介してくれる場合もあるので、確認してみましょう。自分で手配する場合も、口コミや実績を参考に、信頼できる業者を選びましょう。事前の打ち合わせで、ヘアスタイルやメイクのイメージを具体的に伝えましょう。希望の髪飾りやメイク道具があれば、持参することも可能です。
4.5 小物の準備
和装に合う小物を準備することで、より華やかで個性的な写真を残すことができます。扇子や番傘、和風のアクセサリーなど、様々な小物を活用しましょう。
4.5.1 和装に合う小物選び
選んだ和装に合う色やデザインの小物を選ぶことが重要です。例えば、白無垢には、赤や金の華やかな小物がよく映えます。色打掛には、衣装の色味と調和するような小物を合わせると、上品な印象になります。
4.5.2 持込可能な小物かどうかの確認
撮影場所によっては、持ち込み可能な小物に制限がある場合があります。事前に確認しておき、トラブルを避けるようにしましょう。
項目 | 確認事項 |
---|---|
予算 | 総額、内訳(衣装代、撮影料、小物代など) |
撮影時期 | 希望の季節、気候、景観 |
日取り | 六曜、結婚式の準備状況、カメラマンのスケジュール、雨天時の対応 |
カメラマン | ポートフォリオ、口コミ、撮影スタイル、事前の打ち合わせ |
ヘアメイク・着付け | 提携業者、ヘアスタイル、メイクのイメージ、持参する小物 |
小物 | 和装との相性、持込の可否 |
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5. 和装前撮り当日の流れと注意点
いよいよ迎えた和装前撮り当日。最高の思い出を作るためにも、当日の流れと注意点をしっかり確認しておきましょう。事前の準備がスムーズな撮影につながります。
5.1 当日のスケジュール確認
撮影当日のスケジュールは、事前にカメラマンやスタジオとしっかり確認しておきましょう。ヘアメイクや着付けの時間、撮影場所への移動時間などを考慮し、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。特にロケーション撮影の場合は、移動時間や撮影場所の状況によって時間が前後する可能性があるので、柔軟に対応できるよう心構えしておきましょう。
5.2 持ち物チェック
忘れ物がないように、持ち物を事前にリストアップし、確認しておきましょう。必須アイテムに加えて、あると便利なアイテムも持参すると安心です。
必須アイテム | あると便利なアイテム |
---|---|
結婚指輪 | 飲み物 |
撮影小物(持込の場合) | 軽食 |
スマホ(カメラマンとの連絡用) | ストロー(口紅が落ちにくい) |
財布(現金、クレジットカードなど) | メイク直し道具 |
ハンカチ、ティッシュ | 日焼け止め |
替えの靴(移動用) | 虫除けスプレー(屋外撮影の場合) |
下着(和装に合うもの) | 冷えピタ、カイロ(季節に応じて) |
コンタクトレンズ、眼鏡(必要な方) | モバイルバッテリー |
5.3 ポーズや表情の練習
自然な笑顔や美しい立ち姿で撮影に臨むために、事前にポーズや表情の練習をしておきましょう。雑誌やウェブサイトなどを参考にしたり、鏡の前で練習したりすることで、理想の雰囲気を掴むことができます。カメラマンに希望のポーズやイメージを伝えることも大切です。事前に共有しておくことで、スムーズな撮影につながります。
5.4 写真データの受け取り方法の確認
写真データの受け取り方法と納期も事前に確認しておきましょう。データで受け取る場合、DVDやUSBメモリ、オンラインストレージなど、どのような方法で受け取れるのかを確認しておきましょう。また、納期はどのくらいかかるのか、追加料金は発生するのかなども併せて確認しておくと安心です。アルバム作成を依頼する場合も、納期や料金について確認しておきましょう。
これらの点に注意し、万全の準備を整えて、素敵な和装前撮り当日を迎えましょう。一生の思い出に残る、美しい写真を残してください。
6. 和装前撮りで結婚式に繋げるアイデア
せっかく撮影した素敵な和装前撮り写真、結婚式当日にも活用してゲストに共有し、より思い出深い一日にしましょう。ここでは、和装前撮りの写真を結婚式に繋げる様々なアイデアをご紹介します。
6.1 ウェルカムスペースでの活用
ウェルカムスペースはゲストが最初に目にする場所。和装前撮り写真を使って華やかに飾り付け、二人の結婚を祝福する空間を演出しましょう。ゲストが思わず足を止めて見入ってしまうような、魅力的なウェルカムスペースを作り上げましょう。
6.1.1 写真パネルの展示
大きく引き伸ばした和装前撮り写真をパネルにして飾りましょう。迫力のある一枚や、お気に入りの数枚を組み合わせて展示することで、ウェルカムスペースの主役になります。
6.1.2 アルバムの設置
前撮り写真だけでなく、二人の思い出の写真をまとめたアルバムをウェルカムスペースに設置。ゲストが自由に手に取って見られるようにすることで、待ち時間も楽しく過ごせます。
6.1.3 フォトツリー
木の枝に写真を吊るしたフォトツリーは、ナチュラルで可愛らしい雰囲気を演出できます。和装の雰囲気に合わせて、和風な装飾を施すとより魅力的になります。
6.2 結婚式のペーパーアイテムへの活用
招待状や席次表などのペーパーアイテムに和装前撮り写真を使うことで、ゲストへの結婚式の期待感を高められます。和装の雰囲気に合わせたデザインで統一感を出すことがポイントです。
6.2.1 招待状
和装前撮り写真を招待状の表紙や中面に使うことで、ゲストへ結婚式のテーマや雰囲気を事前に伝えることができます。
6.2.2 席次表
席次表に和装前撮り写真を掲載することで、ゲストが席に着くまでの間も楽しめる工夫ができます。
6.2.3 席札
席札に和装前撮り写真を小さく印刷することで、ゲストへの特別なプレゼントになります。
6.3 結婚式の演出への活用
結婚式の中で和装前撮り写真を活用することで、感動的で記憶に残る演出を作り出せます。ゲストも一緒に楽しめるような演出を心がけましょう。
6.3.1 オープニングムービー
和装前撮り写真を使ったオープニングムービーで、結婚式の始まりを華やかに演出。二人の馴れ初めや、前撮り撮影時のエピソードなどを交えて、ゲストの心を掴みましょう。
6.3.2 プロフィールムービー
二人の生い立ちや、出会いから結婚までの道のりを和装前撮り写真とともに紹介。感動的なBGMと組み合わせることで、より思い出深いムービーに仕上がります。
6.3.3 エンドロール
結婚式の締めくくりに、和装前撮り写真と当日のスナップ写真を組み合わせたエンドロールを流して、ゲストへ感謝の気持ちを伝えましょう。
6.4 その他
上記以外にも、和装前撮り写真を活用できるアイデアはたくさんあります。自分たちの結婚式に合った方法で、思い出をゲストと共有しましょう。
アイテム | 活用方法 |
---|---|
ウェルカムボード | 和装前撮り写真とメッセージを組み合わせたウェルカムボードを作成 |
プチギフト | 和装前撮り写真をプリントしたお菓子や、オリジナルグッズをプチギフトに |
結婚報告はがき | 結婚式後、和装前撮り写真を使った結婚報告はがきを送付 |
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7. 和装前撮り費用相場
和装前撮りにかかる費用は、撮影プランやオプションによって大きく変動します。撮影場所、衣装、ヘアメイク、写真データの枚数など、様々な要素が費用に影響します。事前に予算を立て、内容をしっかり確認することが大切です。ここでは、一般的な和装前撮りの費用相場を、撮影の種類別に紹介します。
7.1 スタジオ撮影の費用相場
スタジオ撮影は、天候に左右されず、快適な環境で撮影できることがメリットです。スタジオの規模やセット、衣装のグレードによって費用は変動します。5万円~20万円程度が相場です。
7.1.1 スタジオ撮影費用の内訳例
項目 | 金額 |
---|---|
スタジオ使用料 | 2万円~5万円 |
衣装(白無垢・紋付袴) | 3万円~10万円 |
ヘアメイク・着付け | 2万円~5万円 |
写真データ(50カット) | 2万円~5万円 |
アルバム | 2万円~5万円 |
上記はあくまで一例です。スタジオによっては、衣装やアルバムがセットになったプランを提供している場合もあります。また、撮影データの枚数やアルバムのグレードによって追加料金が発生することもあります。
7.2 ロケーション撮影の費用相場
ロケーション撮影は、自然豊かな場所や思い出の場所など、自由に場所を選んで撮影できることが魅力です。移動費や許可申請料などが別途かかる場合があり、10万円~30万円程度が相場となります。
7.2.1 ロケーション撮影費用の内訳例
項目 | 金額 |
---|---|
カメラマン出張料 | 3万円~5万円 |
衣装(色打掛・紋付袴) | 5万円~15万円 |
ヘアメイク・着付け | 3万円~7万円 |
写真データ(100カット) | 3万円~7万円 |
アルバム | 3万円~7万円 |
ロケーション許可申請料 | 1万円~3万円 |
移動費 | 1万円~3万円 |
ロケーション撮影の場合、撮影場所によって許可申請が必要な場合や、入場料が発生する場合があります。また、遠方の場合は移動費も考慮する必要があります。
7.3 神社仏閣撮影の費用相場
神社仏閣での撮影は、厳かな雰囲気の中で、和装にぴったりの写真を残せることが魅力です。撮影許可料や祈祷料などが別途必要となる場合があり、15万円~35万円程度が相場です。
7.3.1 神社仏閣撮影費用の内訳例
項目 | 金額 |
---|---|
カメラマン出張料 | 3万円~5万円 |
衣装(白無垢・引き振袖・紋付袴) | 7万円~15万円 |
ヘアメイク・着付け | 4万円~8万円 |
写真データ(150カット) | 4万円~8万円 |
アルバム | 4万円~8万円 |
神社仏閣撮影許可料 | 2万円~5万円 |
祈祷料 | 1万円~3万円 |
神社仏閣によって撮影に関するルールや料金が異なるため、事前に確認しておくことが重要です。祈祷料は、撮影とは別に、祈祷を受ける場合に発生する費用です。七五三などの祈祷とセットになったプランを提供している神社仏閣もあります。
これらの費用相場はあくまでも目安です。カメラマンやスタジオ、ロケーションによって価格設定は異なりますので、複数の業者に見積もりを依頼し、内容を比較検討することをおすすめします。また、消費税が含まれていない場合もあるので、最終的な金額を確認するようにしましょう。
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8. 和装前撮りにおすすめのロケーション(関東編)
関東には和装前撮りにぴったりのロケーションが数多く存在します。古き良き日本の伝統を感じさせる神社仏閣から、洗練された都会的な景観まで、お二人の好みに合わせて様々なロケーションを選べます。ここでは、特におすすめのロケーションを厳選してご紹介します。
8.1 東京大神宮
「東京のお伊勢さま」と称され、縁結びのご利益で有名な東京大神宮。荘厳な雰囲気の本殿を背景に、白無垢や色打掛姿での撮影は、一生の思い出になるでしょう。境内には緑豊かな庭園もあり、自然の中でロマンティックな写真も撮影できます。
8.1.1 撮影ポイント
- 本殿:荘厳な雰囲気での撮影が可能
- 庭園:自然豊かなロケーションでの撮影が可能
8.1.2 アクセス
JR中央・総武線「飯田橋駅」西口より徒歩5分
8.2 明治神宮
都心にありながら、広大な森に囲まれた明治神宮。都会の喧騒を忘れ、静謐な雰囲気の中で撮影できます。本殿以外にも、美しい日本庭園や清正井など、様々な撮影スポットがあります。特に秋の紅葉シーズンは、色鮮やかな景色の中で美しい写真が残せます。
8.2.1 撮影ポイント
- 本殿:風格ある建造物を背景に撮影が可能
- 南神門:雄大な門を背景に迫力のある撮影が可能
- 日本庭園:四季折々の自然を感じられる撮影が可能
- 清正井:神秘的な雰囲気での撮影が可能
8.2.2 アクセス
JR山手線「原宿駅」表参道口より徒歩1分
8.3 鶴岡八幡宮
鎌倉を代表する神社である鶴岡八幡宮。長い参道や朱塗りの社殿は、和装にぴったりのロケーションです。源平池や段葛など、歴史を感じさせるスポットでの撮影もおすすめです。桜や紅葉の時期は特に美しく、季節感あふれる写真が撮れます。
8.3.1 撮影ポイント
- 本宮:荘厳な雰囲気での撮影が可能
- 舞殿:雅な雰囲気での撮影が可能
- 源平池:四季折々の自然を背景に撮影が可能
- 段葛:歴史を感じさせるロケーションでの撮影が可能
8.3.2 アクセス
JR横須賀線「鎌倉駅」東口より徒歩10分
8.4 佐助稲荷神社
数多くの赤い鳥居が連なる神秘的な雰囲気の佐助稲荷神社。幻想的な空間で、他にはない印象的な写真を残せます。境内はこぢんまりとしていますが、フォトジェニックなスポットが満載です。和装の鮮やかな色合いが、朱色の鳥居と相まって美しいコントラストを生み出します。
8.4.1 撮影ポイント
- 赤い鳥居:幻想的な雰囲気での撮影が可能
- 竹林:静謐な空間での撮影が可能
8.4.2 アクセス
JR横須賀線「鎌倉駅」西口より徒歩20分
8.5 旧古河庭園
国の名勝に指定されている旧古河庭園。洋館と日本庭園、そしてバラ園が美しく調和した空間です。和装と洋館の組み合わせは、和洋折衷の趣があり、おしゃれな写真を残したいカップルにおすすめです。特にバラの開花時期は見事で、華やかな写真が撮影できます。
8.5.1 撮影ポイント
- 洋館:レトロな雰囲気での撮影が可能
- 日本庭園:心安らぐ空間での撮影が可能
- バラ園:華やかな雰囲気での撮影が可能
8.5.2 アクセス
JR京浜東北線「西ヶ原駅」より徒歩7分
8.6 水郷佐原あやめパーク
千葉県香取市にある水郷佐原あやめパークは、四季折々の花々が咲き誇る美しい公園です。特に、6月に見頃を迎える約500種150万本の花菖蒲は圧巻で、色とりどりの花々に囲まれて、華やかな和装前撮りが実現します。園内には、風情ある小舟に乗って撮影できるスポットもあり、水辺の景色と和装の組み合わせが、より一層美しい写真を演出します。
8.6.1 撮影ポイント
- 花菖蒲園:色鮮やかな花々に囲まれた撮影が可能
- 小舟:水辺の景色を背景に風情ある撮影が可能
- 日本庭園:落ち着いた雰囲気での撮影が可能
8.6.2 アクセス
JR成田線「佐原駅」より路線バスで約10分
8.7 営業時間・撮影料金・予約方法について
各ロケーションの営業時間、撮影料金、予約方法については、それぞれの公式サイトまたは電話にてご確認ください。撮影には事前の許可が必要な場合もありますので、必ず確認しておきましょう。
ロケーション | 営業時間 | 撮影料金 | 予約方法 |
---|---|---|---|
東京大神宮 | 9:00~17:00 | 要問い合わせ | 電話または公式サイト |
明治神宮 | 日の出~日没 | 要問い合わせ | 電話または公式サイト |
鶴岡八幡宮 | 境内自由 | 要問い合わせ | 電話または公式サイト |
佐助稲荷神社 | 境内自由 | 無料 | 不要 |
旧古河庭園 | 9:00~17:00 | 要問い合わせ | 電話または公式サイト |
水郷佐原あやめパーク | 9:00~17:00 | 要問い合わせ | 電話または公式サイト |
上記以外にも、関東には魅力的な和装前撮りロケーションが数多くあります。お二人の希望に合った場所を見つけて、素敵な思い出を作ってください。
9. 和装前撮りにおすすめのロケーション(関西編)
関西には、歴史的な建造物や美しい自然など、和装前撮りにぴったりのロケーションがたくさんあります。ここでは、特におすすめのロケーションを、その特徴や魅力とともにご紹介します。
9.1 京都府
9.1.1 毘沙門堂
紅葉の名所として知られる毘沙門堂は、秋の和装前撮りにおすすめです。境内には、宸殿や霊殿などの歴史的な建造物があり、厳かな雰囲気の中で撮影できます。特に、晩秋の紅葉シーズンは、鮮やかな紅葉を背景に美しい写真が残せます。
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9.1.2 大覚寺
嵯峨野にある大覚寺は、格式高い雰囲気の中で撮影できるロケーションです。広大な境内には、勅封心経殿や五大堂など、歴史を感じさせる建物が点在しています。春には桜、秋には紅葉と、四季折々の美しい景色の中で撮影できます。
大覚寺は、映画やドラマのロケ地としてもよく使われており、写真映えするスポットが多いことでも知られています。特に、心経宝塔と大沢池を背景にした写真は、壮大なスケール感と美しさを兼ね備えた一枚となります。
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9.1.3 金戒光明寺
黒谷さんと呼ばれる金戒光明寺は、京都市内で最大級の境内を持つ寺院です。本堂や三重塔などの歴史的建造物に加え、美しい庭園も魅力です。特に、秋の紅葉シーズンは、境内全体が鮮やかな色彩に染まり、幻想的な雰囲気の中で撮影できます。
金戒光明寺は、夜間ライトアップを実施している時期もあり、幻想的な雰囲気の中で撮影することも可能です。事前にライトアップのスケジュールを確認しておきましょう。
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9.2 大阪府
9.2.1 大阪城
大阪のシンボルである大阪城は、天守閣を背景に迫力のある写真が撮れる人気のロケーションです。広大な大阪城公園内には、西の丸庭園や梅林など、様々な撮影スポットがあります。春には桜、秋には紅葉と、季節感あふれる写真が残せます。
大阪城での撮影は、事前に許可申請が必要な場合があるので、事前に確認しておきましょう。
9.3 兵庫県
9.3.1 姫路城
世界遺産にも登録されている姫路城は、白鷺城の愛称で親しまれる美しい城です。天守閣を背景に、壮大なスケールの写真が撮影できます。桜の季節は特に美しく、和装姿が一層引き立ちます。
姫路城での撮影は、事前に許可申請が必要な場合があるので、事前に確認しておきましょう。
9.4 奈良県
9.4.1 春日大社
世界遺産にも登録されている春日大社は、全国に約3,000社ある春日神社の総本社です。朱塗りの社殿や、約3,000基もの石灯籠が立ち並ぶ境内は、神秘的な雰囲気に包まれています。藤の花の季節は特に美しく、幻想的な写真が撮影できます。
9.5 その他
上記以外にも、関西には多くの魅力的なロケーションがあります。自分たちのイメージに合った場所を選び、思い出に残る和装前撮りを実現しましょう。
都道府県 | ロケーション | 特徴 |
---|---|---|
京都府 | 嵐山 | 渡月橋や竹林など、風情ある景色が魅力 |
大阪府 | 住吉大社 | 太鼓橋が有名な神社で、海を背景にした撮影も可能 |
兵庫県 | 神戸北野異人館街 | 異国情緒あふれる街並みで、レトロな雰囲気の撮影が可能 |
奈良県 | 興福寺 | 五重塔を背景に、歴史を感じさせる写真が撮影できる |
撮影許可や料金、アクセス方法など、事前に各ロケーションの情報を確認し、スムーズな撮影プランを立てましょう。
10. まとめ
この記事では、和装前撮りの魅力から、種類、準備、当日の流れ、結婚式への活用方法、費用相場、おすすめのロケーションまで、幅広く解説しました。和装前撮りは、結婚式とは違うロケーションで、時間をかけてこだわりの一枚を撮影できる貴重な機会です。また、結婚式のウェルカムスペースなどにも活用でき、思い出を形に残すことができます。
和装前撮りの種類は、スタジオ撮影、ロケーション撮影、神社仏閣撮影があり、それぞれに特徴があります。予算、撮影時期、カメラマン選びなど、事前の準備をしっかり行うことで、後悔のない和装前撮りを実現できます。和装の種類も、白無垢、色打掛、引き振袖、紋付袴など様々です。それぞれの衣装の特徴を理解し、自分に合った和装を選びましょう。
当日の流れや注意点、写真データの受け取り方法なども事前に確認しておきましょう。撮影した写真は、ウェルカムボードや結婚式のムービー、招待状など、様々な形で結婚式に繋げることができます。費用相場は、撮影の種類やロケーションによって異なります。この記事を参考に、素敵な和装前撮りを実現し、一生の思い出を作りましょう。
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