
「おしゃれな結婚式前撮りがしたいけど、どんなアイデアがあるの?」「後悔しないためには何から準備すればいい?」そんな疑問を持つプレ花嫁さん、プレ花婿さんへ。この記事では、今注目のロケーションやトレンドの衣装、小物を使ったフォトウェディングの具体的なアイデアから、失敗しないためのカメラマン・スタジオ選び、予算計画、指示書の作り方、さらには当日までの美容と持ち物リストまで、おしゃれな前撮りを成功させるための全てを網羅的に解説します。この記事を読めば、理想を叶えるウェディングフォトを実現し、一生の思い出に残る最高の瞬間を残せるでしょう。
1. おしゃれ結婚式前撮りの魅力とは
結婚を控えたお二人が、結婚式当日とは異なる特別な時間の中で、永遠の愛を形にする「前撮り」。近年、そのスタイルは多様化し、おしゃれで個性的な前撮りが注目を集めています。単なる記念撮影に留まらず、お二人の物語やセンスを表現するクリエイティブな場として、多くのカップルに選ばれるようになりました。
この章では、なぜ今、おしゃれな前撮りがこれほどまでに人気を集めているのか、そして前撮りを行うことで得られる具体的なメリットや目的について深く掘り下げていきます。
1.1 なぜ今、おしゃれな前撮りが人気なのか
現代のカップルにとって、結婚は人生の大きな節目であると同時に、自分たちらしさを表現する大切な機会です。その中で、結婚式前撮りは、二人の個性やセンスを存分に発揮できるキャンバスのような存在として、急速に人気を高めています。
人気の背景には、主に以下の要因が挙げられます。
- SNSでの情報共有の活発化: InstagramなどのSNSで、おしゃれな前撮り写真が日々共有され、多くのインスピレーションを与えています。「いいね」やコメントを通じて共感を得たいというニーズも、おしゃれな前撮りを求める大きな動機となっています。
- 結婚式の多様化と自由度の上昇: 従来の型にはまらない、自由な発想で結婚式を創り上げたいと考えるカップルが増えました。前撮りもその流れを汲み、ロケーション、衣装、ポーズ、小物に至るまで、お二人のこだわりを詰め込むことが可能になっています。
- プロフェッショナルな技術とクリエイティビティ: 腕の良いカメラマンやヘアメイクアーティスト、スタイリストが増え、素人では表現できないような芸術的でハイクオリティな写真が手軽に残せるようになりました。
- 「体験」としての価値: 前撮り自体が、非日常的な空間での特別なデートや思い出作りとして捉えられています。準備段階から当日まで、二人で協力し、楽しみながら作り上げるプロセスが、かけがえのない体験となります。
これらの要素が複合的に絡み合い、おしゃれな前撮りは、現代のウェディングシーンにおいて欠かせない存在となっているのです。
1.2 前撮りをするメリットと目的
おしゃれな結婚式前撮りは、単に記念写真を残すだけでなく、お二人にとって多くのメリットと明確な目的をもたらします。ここでは、前撮りを行うことで得られる主な利点についてご紹介します。
| メリット | 具体的な内容と目的 |
|---|---|
| 結婚式当日の負担軽減 | 結婚式当日は、ゲストとの歓談やプログラム進行で忙しく、ゆっくりと写真撮影に時間を割くのが難しい場合があります。前撮りを行うことで、当日の撮影時間を大幅に短縮し、ゲストとの大切な時間を最大限に楽しむことができます。 |
| 写真の多様な活用 | 前撮り写真は、結婚式当日のウェルカムボード、席次表、プロフィールムービー、招待状、年賀状など、様々なアイテムに活用できます。また、新居に飾るインテリアとしても最適で、お二人の生活を彩る大切な思い出となります。 |
| リラックスした雰囲気での撮影 | 結婚式当日の緊張感とは異なり、前撮りでは時間に余裕を持って、リラックスした雰囲気で撮影に臨めます。自然な笑顔や、お二人らしいポーズ、普段通りの会話の中での一瞬など、飾らないありのままの姿を写真に残すことができます。 |
| 憧れのロケーションや衣装での撮影 | 結婚式当日には難しい、遠方の憧れのロケーションや、複数の衣装での撮影が可能です。季節ごとの美しい景色や、二人の思い出の場所など、特別な背景を選んで、映画のワンシーンのような写真を残すことができます。 |
| ヘアメイクやポージングのリハーサル | 前撮りは、結婚式当日のヘアメイクや衣装、ポージングの良いリハーサルにもなります。事前にプロの意見を聞きながら、自分に似合うスタイルや写真映えするポーズを見つけることで、当日の自信にも繋がります。 |
| 二人だけの特別な思い出作り | 準備段階から撮影当日まで、二人でアイデアを出し合い、協力し合うことで、夫婦としての絆を深める貴重な時間となります。非日常的な体験を通じて、かけがえのない思い出を共有し、結婚生活の良いスタートを切るきっかけにもなります。 |
このように、おしゃれな結婚式前撮りは、単なる写真撮影を超え、お二人の結婚準備全体を豊かにし、未来の夫婦生活を彩るための重要な投資と言えるでしょう。
2. おしゃれな結婚式前撮りのスタイルとアイデア
結婚式の前撮りをおしゃれに仕上げるためには、ロケーション選び、衣装と小物、そしてポーズや構図の工夫が欠かせません。ここでは、二人の理想を形にするための具体的なアイデアをご紹介します。
2.1 ロケーション別おしゃれ前撮りアイデア
前撮りの雰囲気を大きく左右するのがロケーションです。二人の思い出の場所や、憧れの景色を選んで、唯一無二の写真を残しましょう。
2.1.1 自然豊かなロケーションでの前撮り
緑豊かな公園や森、広大な海辺、雄大な山々、美しい高原など、自然の中での前撮りは、四季折々の表情と開放感あふれる写真が魅力です。春には桜や新緑、夏には青い海やひまわり畑、秋には紅葉、冬には雪景色と、季節ごとに異なる美しい背景が楽しめます。特に、夕暮れ時のマジックアワーや星空の下での撮影は、ドラマチックな一枚を演出してくれるでしょう。
2.1.2 街中や歴史的建造物での前撮り
都会の洗練された街並み、レトロな雰囲気の路地、歴史を感じさせる教会や洋館、美術館などは、都会的な洗練された雰囲気や歴史と伝統が織りなす重厚な美しさを写真に収めることができます。普段着でのカジュアルなショットから、ドレスアップして非日常感を演出するショットまで、幅広い表現が可能です。特に、夜景を背景にした撮影は、ロマンチックで大人っぽい印象を与えます。
2.1.3 スタジオでのこだわり前撮り
天候に左右されず、プライベートな空間でじっくりと撮影に臨めるのがスタジオ前撮りの最大のメリットです。ハウススタジオや専門スタジオでは、多彩な背景セットや小道具が用意されており、プロのライティング技術によって、二人の魅力を最大限に引き出すことができます。シックな雰囲気からポップなイメージ、和モダンな空間まで、多彩なコンセプトに合わせて理想の写真を追求できるでしょう。
2.2 衣装と小物で魅せるおしゃれ前撮り
衣装や小物の選び方次第で、前撮りの印象は大きく変わります。トレンドを取り入れつつ、二人の個性を表現するアイテムを選びましょう。
2.2.1 トレンドのウェディングドレスとタキシード
ウェディングドレスは、Aライン、マーメイドライン、スレンダーライン、エンパイアラインなど、シルエットや素材によって印象が大きく異なります。オフショルダーやVネック、ロングスリーブなど、デザインのトレンドもチェックして、自分らしさを表現できる一着を選びましょう。タキシードも、定番のブラックやネイビーだけでなく、グレーやブラウン、カラータキシードなど、バリエーションが豊富です。ベストや蝶ネクタイ、チーフなどの小物で遊び心を加えるのもおしゃれです。
2.2.2 和装で叶えるモダンな前撮り
白無垢、色打掛、引き振袖などの和装は、日本の伝統美を感じさせる優雅な姿を写真に残せます。最近では、洋髪に生花やヘッドアクセサリーを合わせたり、和装に和装ブーケや洋風の小物を取り入れたりして、モダンなエッセンスを加えるスタイルが人気です。伝統と現代が融合した、洗練された和装前撮りを楽しんでみましょう。
2.2.3 持ち込み小物で個性を演出
二人の個性やストーリーを写真に盛り込むには、持ち込み小物が効果的です。プロポーズ時の指輪や花束、思い出の品、趣味に関するアイテム、手作りのアイテム(イニシャルオブジェ、ガーランド、メッセージボードなど)は、写真に温かみとオリジナリティを与えます。ペットと一緒に撮影するのも、二人の大切な家族との思い出を形にする素敵なアイデアです。
| 小物アイテム例 | おしゃれに見せるポイント |
|---|---|
| イニシャルオブジェ、ガーランド | 写真に奥行きと遊び心をプラス。手作りでオリジナリティを出すのもおすすめです。 |
| プロポーズ時の花束、思い出の品 | 二人のストーリーを語るアイテムとして。自然な笑顔を引き出すきっかけにもなります。 |
| サングラス、帽子、スニーカー | カジュアルダウンや遊び心を加える。ドレスやタキシードとのギャップが魅力的です。 |
| ペット | 大切な家族との思い出を写真に。ペット用の衣装や小物も準備すると良いでしょう。 |
| シャボン玉、コンフェッティ | 動きのある写真や幻想的な雰囲気を演出。屋外ロケーションで効果的です。 |
2.3 ポーズと構図で差をつけるおしゃれ前撮り
どんなに素敵なロケーションや衣装でも、ポーズや構図が単調だと魅力が半減してしまいます。プロのテクニックを参考に、表情豊かな写真を残しましょう。
2.3.1 自然体で美しいポーズのヒント
かしこまったポーズだけでなく、二人の自然な感情が伝わるポーズを意識しましょう。例えば、見つめ合う視線、手をつないで歩く姿、抱きしめ合う瞬間、お互いに笑い合う表情など、日常の延長線上にあるような仕草が、見る人の心に響く写真になります。カメラを意識しすぎず、二人の会話を楽しみながら、手元や足元の仕草にも気を配ると、より自然で美しい写真が生まれます。
2.3.2 プロが教える写真映えする構図
プロのカメラマンは、写真全体のバランスや背景との調和、光の捉え方を意識して構図を組み立てます。例えば、被写体を画面の三分割線上に配置する「三分割法」は、安定感と奥行きのある写真になります。あえて被写体を中央に配置する「日の丸構図」は、力強い印象を与えます。また、左右対称の「シンメトリー構図」は、神秘的で芸術的な雰囲気を演出します。遠近法を活かして、二人の間に広がる景色を写し込んだり、ローアングルやハイアングルから普段見慣れない視点で撮影したりすることで、より印象的な写真が生まれるでしょう。
| 構図のアイデア | 写真に与える効果 |
|---|---|
| 三分割法 | 被写体を画面の三分割線上に配置し、バランスの取れた安定感のある写真に仕上げます。 |
| 日の丸構図 | 被写体を中央に配置することで、力強く、メッセージ性の高い印象を与えることができます。 |
| シンメトリー構図 | 左右対称の美しさを活かし、神秘的で芸術的な雰囲気を写真に演出します。 |
| 遠近法(奥行きを活かす) | 手前の被写体と奥の風景を組み合わせ、写真に立体感と広がりを持たせます。 |
| ローアングル・ハイアングル | 普段見慣れない視点から撮影することで、ユニークで印象的な写真を生み出します。 |
3. 後悔しないおしゃれ結婚式前撮りの準備と段取り
おしゃれな結婚式前撮りを成功させ、後悔のない思い出を残すためには、事前の準備と段取りが非常に重要です。 撮影の時期や予算計画、信頼できるカメラマン・スタジオ選び、そして理想を具体的に伝えるための準備まで、一つひとつのステップを丁寧に進めることで、想像以上の素敵な写真を手にすることができます。 この章では、スムーズで満足度の高い前撮りを実現するための具体的な準備と段取りについて詳しく解説します。
3.1 前撮りの時期とスケジュールの決め方
前撮りの時期は、結婚式の準備全体の中で重要な位置を占めます。 一般的に、結婚式の3ヶ月〜6ヶ月前に撮影を行うカップルが多いですが、希望するロケーションや季節、衣装、そして結婚式での使用目的(ウェルカムボード、プロフィールムービーなど)によって最適な時期は異なります。
3.1.1 季節別!前撮りにおすすめの時期と特徴
| 時期 | 特徴・メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 春(3月〜5月) | 桜、新緑、菜の花など自然が豊かで、気候も穏やかなため過ごしやすい。 屋外での撮影に最適で、明るく爽やかな写真が期待できます。 | 花粉症対策が必要な場合も。 桜の時期は非常に人気が高く、早めの予約が必須です。 |
| 夏(6月〜8月) | 新緑が最も鮮やかで、海やひまわり畑など夏らしいロケーションが映えます。 夕暮れ時のマジックアワーはロマンチックな写真が撮れます。 | 暑さ対策が必須。汗やメイク崩れ、日焼けに注意が必要です。 虫対策も忘れずに。 |
| 秋(9月〜11月) | 紅葉が美しく、気候も安定しているため過ごしやすい季節です。 クラシカルな雰囲気や落ち着いた色合いの写真を希望するカップルに人気です。 | 春と同様に人気が高く、予約が埋まりやすい傾向にあります。 急な冷え込みに備えて羽織物があると安心です。 |
| 冬(12月〜2月) | 空気が澄んでいて、イルミネーションや雪景色など幻想的な写真が撮れます。 他の季節に比べて予約が取りやすいこともあります。 | 寒さ対策が必須。体調管理に注意し、防寒グッズをしっかり準備しましょう。 屋外での長時間の撮影は体力が必要です。 |
前撮りのスケジュールは、撮影日の決定から逆算して計画を立てることが大切です。 一般的には、以下の流れで進めます。
- 撮影希望日の決定(6ヶ月〜1年前):希望の季節やロケーション、結婚式での写真使用時期を考慮して大まかな時期を決めます。
- スタジオ・カメラマン選び、予約(6ヶ月〜3ヶ月前):複数の候補から比較検討し、納得のいくプランで予約を確定します。特に人気のある時期は早めの予約が必要です。
- 衣装合わせ(3ヶ月〜2ヶ月前):ドレスや和装を選び、サイズ調整や小物合わせを行います。
- 打ち合わせ・指示書作成(1ヶ月〜2週間前):カメラマンやヘアメイク担当者と、撮影のイメージや具体的なポーズ、希望のヘアメイクなどを共有します。指示書を作成し、理想の写真を具体的に伝えます。
- 美容準備・最終確認(2週間前〜前日):ヘアカラー、ネイル、シェービング、エステなど、当日に向けての美容ケアを行います。持ち物リストを確認し、忘れ物がないか最終チェックをします。
- 前撮り当日:体調を整え、リラックスして撮影に臨みましょう。
3.2 費用相場と予算計画の立て方
前撮りの費用は、選択するプランや内容によって大きく変動します。 後悔しないためには、事前に費用相場を把握し、具体的な予算計画を立てることが重要です。
3.2.1 前撮りの費用相場
前撮りの費用相場は、10万円〜30万円程度が一般的です。 ただし、撮影場所(スタジオ、ロケーション)、衣装の点数、データ枚数、アルバムの有無、土日祝日料金、カメラマンの指名料などによって価格は大きく変わります。
| 項目 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
| スタジオ撮影 | 5万円〜15万円 | 天候に左右されず、安定した品質の写真を撮影できます。 衣装や小物、背景の選択肢も豊富です。 |
| ロケーション撮影 | 15万円〜30万円 | 自然や街並み、歴史的建造物など、開放的な雰囲気で個性を出せます。 移動費やロケ地申請料が別途かかる場合があります。 |
| 和装撮影 | 10万円〜25万円 | 白無垢、色打掛、引振袖など。 衣装のグレードによって料金が変動します。 |
| 洋装撮影 | 8万円〜20万円 | ウェディングドレス、カラードレス、タキシードなど。 持ち込み料が発生する場合もあります。 |
| ヘアメイク・着付け | 3万円〜8万円 | プランに含まれていることが多いですが、指名料やリハーサル料金が別途発生する場合もあります。 |
| データ・アルバム | 3万円〜10万円 | カット数やアルバムのページ数、素材によって大きく変動します。 データのみのプランもあります。 |
| その他追加料金 | 数千円〜数万円 | 土日祝日料金、早朝・深夜料金、衣装のグレードアップ、小物持ち込み料、ヘアメイク同行、交通費など。 契約前に必ず確認しましょう。 |
3.2.2 予算計画の立て方と節約術
予算計画を立てる際は、まず「何にこだわりたいか」を明確にしましょう。 ロケーション、衣装、データ枚数、アルバムの有無など、優先順位を決めることで、予算配分がしやすくなります。
- 複数のスタジオ・プランを比較検討する:同じような内容でも、スタジオによって料金設定が大きく異なります。相見積もりを取り、サービス内容と料金を比較しましょう。
- 追加料金の発生有無を確認する:基本料金だけでなく、土日祝日料金、衣装のグレードアップ料金、データ追加料金など、追加で発生する可能性のある費用を事前に確認し、総額を把握しておくことが大切です。
- 持ち込みを検討する:小物やアクセサリー、場合によっては衣装を自分たちで用意することで費用を抑えられることがあります。ただし、持ち込み料が発生しないか事前に確認が必要です。
- 平日割引を利用する:土日祝日は料金が高くなる傾向があるため、平日に撮影することで費用を抑えられます。
- 必要なデータ数を見極める:アルバムは不要でデータだけ欲しい、または厳選した数枚だけで良いなど、自分たちに必要なデータ数や形式を明確にすることで、不要な費用を削減できます。
3.3 カメラマンとスタジオ選びのポイント
前撮りの仕上がりを大きく左右するのが、カメラマンとスタジオ選びです。 理想の写真を撮ってもらうためには、自分たちのイメージに合うプロを見つけることが重要です。
3.3.1 カメラマン選びのポイント
- 写真のテイストと作風:カメラマンのポートフォリオや過去の作品を見て、自分たちが求める写真の雰囲気(ナチュラル、ドラマチック、ポップ、アーティスティックなど)と合致するかを確認しましょう。
- コミュニケーション能力と人柄:撮影中はカメラマンとのコミュニケーションが不可欠です。事前の打ち合わせで、話しやすさや提案力、相性を確認しましょう。緊張をほぐしてくれるような、安心感のある人柄のカメラマンを選ぶと、自然な表情を引き出してもらえます。
- 経験と実績:結婚式の前撮り経験が豊富か、希望するロケーションでの撮影実績があるかなども確認ポイントです。
- 指名制度と指名料:特定のカメラマンに撮ってほしい場合は、指名制度があるか、また指名料が発生するかを確認しましょう。
3.3.2 スタジオ選びのポイント
- プラン内容と料金体系の明確さ:料金プランに何が含まれているのか(衣装、ヘアメイク、データ、アルバム、小物など)を詳しく確認し、追加料金が発生しないかを事前に把握しましょう。
- 衣装のラインナップ:ウェディングドレス、カラードレス、和装など、希望する衣装の種類やデザイン、サイズが豊富に揃っているかを確認します。試着の機会があるかどうかも重要です。
- ロケーションの選択肢:スタジオ撮影だけでなく、希望するロケーションでの撮影が可能か、その場合どのような場所が提案されるかを確認しましょう。
- ヘアメイクの技術と提案力:ヘアメイクの担当者が、希望するスタイルを実現できる技術を持っているか、また顔立ちや衣装に合わせて最適な提案をしてくれるかも大切なポイントです。過去の作品例を見せてもらうと良いでしょう。
- スタッフの対応と口コミ:問い合わせ時の対応や、契約前の説明が丁寧か、親身になって相談に乗ってくれるかなど、スタッフの対応も重要です。実際に利用したカップルの口コミや評判も参考にしましょう。
- 写真データの受け渡し方法と期間:データはいつ、どのような形式で受け取れるのか、アルバム作成にかかる期間なども確認しておきましょう。
3.4 理想を伝える指示書の作り方
カメラマンやヘアメイク担当者に、自分たちの「こうしたい!」という理想を具体的に伝えるための「指示書」は、前撮りを成功させる上で非常に有効なツールです。 口頭だけでは伝わりにくいニュアンスも、視覚的な情報とともに共有することで、イメージのズレを防ぎ、より満足度の高い仕上がりに繋がります。
3.4.1 指示書に盛り込むべき内容
- 全体のテーマや雰囲気: 「ナチュラルで温かい雰囲気」「映画のワンシーンのようなドラマチックなカット」「明るくポップで楽しい雰囲気」など、前撮り全体のコンセプトや希望するトーンを明確に伝えます。 参考になる写真やイラストを添付するとより伝わりやすくなります。
- 撮りたいポーズや構図の具体例: InstagramやPinterestなどで見つけた「撮りたい!」と思った写真を複数枚集め、それぞれの写真に「このポーズで」「このアングルで」といったコメントを添えます。 顔の向き、手元の位置、視線の方向なども具体的に指示すると良いでしょう。
- 使用したい小物とその意図: 持ち込みたい小物(例:思い出の品、イニシャルオブジェ、ブーケ、ガーランドなど)をリストアップし、「この小物を使ってこんな写真を撮りたい」という具体的なイメージを伝えます。 小物の配置や使い方についても希望があれば記載しましょう。
- ロケーションで撮りたい具体的な場所: 特定のロケーション(例:公園、海、歴史的建造物など)を選んだ場合、その中で「この場所でこのポーズを撮りたい」といった具体的な希望があれば、地図や写真で示します。 「この時間帯にこの光で撮ってほしい」といった希望もあれば伝えてみましょう。
- ヘアメイクの希望: 希望するヘアスタイルやメイクの参考写真を準備し、「前髪は流してほしい」「リップは〇〇色で」など、具体的な指示を伝えます。 NGなヘアメイクがあればそれも伝えておくと安心です。
- NGなポーズやアングル: 「顔のこの角度は避けたい」「特定のポーズは苦手」など、撮られたくないポーズやアングルがあれば事前に伝えておくことで、後悔のない仕上がりになります。
- その他、伝えておきたいこと: 新郎新婦それぞれの呼び方や、特にこだわりのある点、体調面で配慮してほしいことなど、どんな些細なことでも伝えておくことで、よりスムーズな撮影に繋がります。
3.4.2 指示書作成のコツ
- 視覚的に分かりやすく:文章だけでなく、写真や画像を多く取り入れることで、より具体的にイメージを共有できます。
- 簡潔にまとめる:情報量が多すぎると伝わりにくくなるため、ポイントを絞り、箇条書きなどを活用して簡潔にまとめましょう。
- 事前に共有し、すり合わせる:撮影の数日前にはカメラマンやヘアメイク担当者に指示書を送り、事前に確認してもらう時間を取りましょう。疑問点や実現が難しい点があれば、この段階で相談し、調整しておくことが大切です。
3.5 当日までの美容と持ち物リスト
前撮り当日に最高のコンディションで臨むためには、事前の美容準備と、忘れ物のない完璧な持ち物リストが不可欠です。
3.5.1 前撮り当日までの美容準備
新郎新婦ともに、撮影日までに心身ともに整えることが大切です。
- ヘアカラー・カット(1週間〜2週間前): 撮影日直前ではなく、少し前に済ませておくことで、万が一の失敗にも対応できます。 新婦はヘアスタイルに合わせて、新郎は清潔感のあるスタイルに整えましょう。
- シェービング(前日〜2日前): 背中、腕、デコルテ、顔、うなじなど、衣装から露出する部分はプロによるシェービングがおすすめです。 肌が敏感な方は、数日前に試してみて肌トラブルがないか確認しましょう。 新郎も、顔や眉毛のシェービング・整えを忘れずに。
- ネイル(前日〜数日前): 手元も写真に写る機会が多いため、指輪が映えるネイルを施しておきましょう。 派手すぎず、衣装や雰囲気に合うデザインがおすすめです。
- エステ・マッサージ(1週間前〜前日): 肌の調子を整えたり、リラックス効果を高めたりするために、エステやマッサージを受けるのも良いでしょう。 特に顔周りのむくみケアは効果的です。
- 肌荒れ・日焼け対策: 普段からのスキンケアを怠らず、特に屋外撮影の場合は日焼け対策を徹底しましょう。 日焼け止めを塗るだけでなく、帽子や日傘を活用するのも効果的です。
- 体調管理: 十分な睡眠をとり、バランスの取れた食事を心がけ、体調を万全に整えましょう。 特に前日は、早めに休むことが大切です。
3.5.2 前撮り当日の持ち物リスト
当日、慌てないためにも、事前に持ち物リストを作成し、前日までに準備を済ませておきましょう。
| カテゴリー | 必須品 | あると便利なもの |
|---|---|---|
| 新婦 | ブライダルインナー ストッキング ヌーブラ(必要な場合) 歩きやすい靴(移動用) メイク直し用コスメ(リップなど) ハンカチ、ティッシュ 飲み物、軽食 | 日焼け止め、虫よけスプレー 羽織物、カイロ(季節に応じて) ブランケット、ひざ掛け 常備薬、絆創膏 ヘアピン、ヘアゴム ウェットティッシュ スリッパやサンダル(休憩時用) |
| ※持ち込み衣装や小物がある場合は、忘れずに持参 | ||
| 新郎 | 肌着(VネックやUネックなど、シャツから見えにくいもの) 靴下(タキシードの色に合わせたもの) 革靴(持ち込みの場合) ハンカチ 飲み物、軽食 | 整髪料 シェーバー、髭剃り 汗拭きシート 羽織物、カイロ(季節に応じて) 常備薬、絆創膏 |
| ※持ち込み衣装や小物がある場合は、忘れずに持参 | ||
| 共通 | 結婚指輪 撮影指示書(プリントアウトしたもの) モバイルバッテリー、充電器 現金、クレジットカード スマートフォン 身分証明書 | お礼の品(スタッフへの心遣いとして) カメラ(オフショット用) サングラス 小型扇風機、冷却グッズ(夏場) 使い捨てマスク(メイク時など) |
特に結婚指輪は、指輪ショットのために必ず持参しましょう。 また、事前に作成した撮影指示書は、カメラマンとの最終確認にも必要不可欠です。 これらの準備をしっかり行うことで、安心して前撮り当日を迎えることができます。
4. おしゃれ結婚式前撮りで失敗しないための注意点
4.1 天候トラブルへの備え
結婚式前撮りにおいて、天候は撮影の成否を左右する重要な要素です。特に屋外ロケーションでの撮影を予定している場合、雨や強風、猛暑、極寒といった予期せぬ天候トラブルに備えておくことが後悔しない前撮りの鍵となります。
4.1.1 雨天時の対策と代替案
雨天の場合、多くのスタジオやカメラマンがいくつかの選択肢を提示してくれます。まずは、契約時に雨天時の対応について必ず確認しましょう。
- 予備日の設定: 多くのプランで、雨天の場合に備えて予備日を設定できることがあります。
- 屋内スタジオへの変更: 提携している屋内スタジオや、撮影可能な施設への変更を検討します。
- 撮影日の延期・キャンセル: 延期やキャンセルの規定、それに伴う追加料金や返金についても事前に確認が必要です。
- 雨具の活用: おしゃれな傘やレインブーツなどを活用して、雨の日ならではの雰囲気ある写真を撮るアイデアもあります。
4.1.2 季節ごとの注意点と準備
季節によって異なる天候リスクにも注意が必要です。
- 夏場: 熱中症対策として、こまめな水分補給と休憩を心がけましょう。日傘や扇子、冷却グッズなども有効です。
- 冬場: 防寒対策は必須です。カイロや温かいインナー、ブランケットなどを用意し、体調を崩さないようにしましょう。
- 春・秋: 気温が安定していることが多いですが、急な雨や風に備えて薄手の上着や折りたたみ傘があると安心です。
どのような天候になっても、「どんな状況でも楽しむ」というポジティブな気持ちが、結果的に素敵な写真に繋がります。
4.2 契約前の確認事項
理想のおしゃれな前撮りを実現するためには、契約前に詳細な確認を行うことが不可欠です。後から「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、以下の項目をしっかりとチェックしましょう。
| 確認項目 | 詳細 |
|---|---|
| 料金プランと追加費用 | 基本料金に含まれる内容(衣装点数、ヘアメイク、撮影時間、データ枚数など)と、追加で発生する可能性のある費用(土日祝料金、ロケーション使用料、衣装アップグレード料金、小道具レンタル料、交通費、延長料金など)を明確に確認します。 |
| 撮影データ納品について | 納品されるデータ形式(JPEG、RAWなど)、枚数、レタッチの有無、納期、そして全データ納品が可能かどうかを確認します。著作権や肖像権についても話し合っておくと安心です。 |
| キャンセル・延期規定 | 急な体調不良や天候不良などで撮影をキャンセル・延期する場合の料金体系や、いつまでに連絡すれば費用が発生しないのかを把握しておきましょう。 |
| 衣装・小物の持ち込み | 持ち込みたい衣装や小道具がある場合、持ち込み料が発生するか、また持ち込みが許可されているかを確認します。事前に写真などで見てもらい、撮影に合うか相談するのも良いでしょう。 |
| カメラマンの指名 | 特定のカメラマンに撮影してほしい場合は、指名が可能か、また指名料が発生するかを確認します。過去の作品を見て、自分たちのイメージに合うか確認することも重要です。 |
| ロケーション撮影の許可 | 希望するロケーションでの撮影許可が、スタジオ側で取得済みかを確認します。場所によっては撮影申請が必要な場合があり、個人での手配が難しいこともあります。 |
これらの項目をクリアにしておくことで、安心して前撮り当日を迎えることができます。疑問点は遠慮なく質問し、納得がいくまで話し合うことが大切です。
4.3 体調管理とリラックスの重要性
おしゃれな前撮りを成功させるためには、当日の体調が万全であること、そして心からリラックスして撮影に臨むことが非常に重要です。体調不良や緊張は、表情やポーズに影響し、写真の仕上がりを左右してしまいます。
4.3.1 前日までの過ごし方
- 十分な睡眠: 前日はしっかり睡眠をとり、寝不足にならないようにしましょう。肌の調子や目の充血にも影響します。
- 食事と飲酒: バランスの取れた食事を心がけ、過度な飲酒は控えましょう。むくみや肌荒れの原因になることがあります。
- 最終準備の確認: 持ち物リストや指示書を最終確認し、忘れ物がないかチェック。前日に慌てないように準備を終えておくと安心です。
4.3.2 当日を最高の笑顔で迎えるために
- 水分補給と休憩: 撮影中は体力を使うため、こまめな水分補給と適度な休憩を忘れずにとりましょう。
- 緊張をほぐす工夫: 好きな音楽を聴いたり、パートナーと会話を楽しんだり、自分たちなりのリラックス方法を見つけましょう。カメラマンやヘアメイク担当者とのコミュニケーションも大切です。
- ポジティブな気持ち: 「素敵な写真を残す!」というポジティブな気持ちで臨むことが、自然で最高の笑顔を引き出す秘訣です。多少のハプニングがあっても、それも良い思い出と捉えるくらいの余裕を持つと良いでしょう。
心身ともに整った状態で撮影に臨むことで、後悔のない、最高に「おしゃれ」で「自然体」な前撮り写真を残すことができるでしょう。
5. まとめ
おしゃれな結婚式前撮りは、お二人の個性や物語を写真に残し、結婚式の準備をより豊かにする特別な時間です。この記事では、多様なスタイル、ロケーション、衣装のアイデアから、後悔しないための具体的な準備や注意点までを網羅的にご紹介しました。
理想の前撮りを実現するためには、事前の情報収集と計画が何よりも重要です。ぜひ本ガイドを参考に、お二人らしい最高の瞬間を写真に収め、未来へと繋がるかけがえのない思い出を創造してください。
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