
お子様の健やかな成長を願う七五三のお参り。初めての経験で「いつ、どこへ行けばいい?」「どんな準備が必要?」「当日の流れやマナーは?」といった疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、七五三のお祝いの基本から、数え年と満年齢の考え方、神社選び、着物や袴、洋装などの衣装準備、記念写真の撮影、初穂料の相場、当日の持ち物リストまで、お参りまでに必要な準備を徹底解説します。さらに、神社でのご祈祷の流れや作法、参拝時の服装マナー、写真撮影のタイミング、雨の日の対応、家族の参加の有無といったよくある質問にも一つ一つ丁寧にお答えしますので、この一冊で七五三のお参りに関するすべての疑問が解消され、大切な一日を自信を持って迎えられるでしょう。
1. 七五三のお参りとは?基本の知識
七五三は、お子様の健やかな成長を祝い、今後の健康と幸福を願う日本の伝統的な行事です。ここでは、七五三のお参りに関する基本的な知識を深め、この大切な節目を心ゆくまでお祝いできるよう準備を始めましょう。
1.1 七五三のお祝いをする年齢と時期
七五三は、お子様が成長する過程の節目を祝う儀式です。伝統的に、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳で祝うとされています。しかし、地域やご家庭の考え方によって、年齢の祝い方は異なります。
七五三のお参りの時期は、毎年11月15日が伝統的な日とされています。これは、旧暦の鬼宿日(きしゅくび)にあたり、何事をするにも吉とされる日であったことに由来します。しかし、現代では、家族の都合や神社の混雑を避けるため、10月から11月にかけての土日祝日に参拝するご家庭がほとんどです。中には、9月や12月に前倒し・後倒しで七五三のお祝いをする方もいらっしゃいます。
また、地域によっては七五三のお祝いの時期が異なる場合もあります。例えば、雪が早く降る北海道などでは、1ヶ月ほど早く10月上旬から中旬にお祝いをするのが一般的です。
お子様の年齢と性別に応じた伝統的なお祝いは以下の通りです。
| 年齢 | 男の子 | 女の子 | 由来となる儀式 |
|---|---|---|---|
| 3歳 | お祝いする地域あり | お祝いする | 髪置き(かみおき):これまで剃っていた髪を伸ばし始める儀式 |
| 5歳 | お祝いする | お祝いしない | 袴着(はかまぎ):初めて袴を着用する儀式 |
| 7歳 | お祝いしない | お祝いする | 帯解き(おびとき):付け紐の着物から本式の帯を用いる着物へ替える儀式 |
1.2 数え年と満年齢どちらで七五三のお祝いをする?
七五三のお祝いをする年齢には、伝統的な「数え年」と現代で一般的に使われる「満年齢」の2つの考え方があります。どちらの年齢でお祝いをするかによって、お子様の誕生日からの期間が変わってきます。
- 数え年:生まれた年を1歳とし、お正月(1月1日)を迎えるごとに1歳ずつ年を重ねる数え方です。例えば、2020年生まれのお子様は、2020年中に1歳、2021年1月1日に2歳となります。
- 満年齢:生まれた時を0歳とし、誕生日を迎えるごとに1歳ずつ年を重ねる、現代で一般的な数え方です。例えば、2020年4月生まれのお子様は、2021年4月に1歳、2022年4月に2歳となります。
伝統的には数え年でお祝いされてきましたが、近年では満年齢でお祝いするご家庭が増えています。お子様の成長度合いや、ご兄弟姉妹との兼ね合い、ご両親や祖父母様との相談で決めるのが良いでしょう。どちらの数え方を選んでも問題はありません。大切なのは、お子様の成長を祝う気持ちです。
1.3 七五三のお参りをする意味
七五三のお参りは、単なるお祝い事ではなく、お子様が無事に成長したことへの感謝と、今後の健やかな成長と幸福を願う大切な意味が込められています。
昔は、乳幼児の死亡率が高く、子供が7歳になるまでは「神の子」として扱われ、いつ命を落としてもおかしくないと考えられていました。そのため、3歳、5歳、7歳という節目は、子供が無事に育ったことを神様に報告し、これからの成長を見守っていただくための重要な儀式でした。
前述の通り、それぞれの年齢には以下の儀式が由来となっています。
- 3歳の「髪置き(かみおき)」:乳児期に髪を剃っていた子供が、この日から髪を伸ばし始める儀式です。髪は生命力の象徴とされ、健やかな成長を願いました。
- 5歳の「袴着(はかまぎ)」:男の子が初めて袴を着用する儀式です。子供から大人への成長の第一歩として、社会的な地位を意識させる意味合いがありました。
- 7歳の「帯解き(おびとき)」:女の子が付け紐の着物から本式の帯を用いる着物へ替える儀式です。女性としての成長を祝うとともに、健康と長寿を願う意味が込められています。
現代ではこれらの儀式そのものは行われなくなりましたが、七五三は家族の絆を深め、日本の伝統文化を次世代に伝える貴重な機会となっています。お子様の成長を振り返り、未来への希望を育む、かけがえのない一日となるでしょう。
2. 七五三のお参り 準備編
七五三のお参りを成功させるためには、事前の準備が非常に重要です。日程や場所の決定から、衣装、写真、初穂料、当日の持ち物まで、一つひとつ丁寧に準備を進めることで、お子様にとってもご家族にとっても最高の思い出となる一日を迎えることができます。
2.1 七五三のお参り時期と場所を決める
七五三のお参りは、お子様の健やかな成長を神様に感謝し、今後の幸せを願う大切な行事です。まずは、いつ、どこでお参りをするかを決めましょう。
2.1.1 お参りの時期
七五三の本来の期日は11月15日ですが、現代ではこの日にこだわらず、お子様やご家族の都合に合わせて時期をずらすのが一般的です。特に、10月から12月にかけての土日祝日は神社が混み合うため、早めに計画を立てることをおすすめします。
- 11月15日当日: 伝統を重んじる方におすすめですが、大変混雑する可能性があります。
- 10月~11月上旬: 気候も穏やかで、比較的混雑も少ない時期です。前撮りと合わせて検討するご家庭も多いです。
- 11月下旬~12月: 紅葉が美しい時期でもあり、落ち着いてお参りできることが多いです。
- 平日: 休日よりも格段に空いているため、ゆっくりとお参りしたい方にはおすすめです。
お子様の体調や機嫌、ご家族のスケジュールを考慮し、最適な日を選びましょう。
2.1.2 お参りの場所
七五三のお参りをする場所は、主に神社が一般的です。どの神社を選ぶかは、ご家庭の考え方によって様々です。
- 地元の氏神様: お子様が生まれた土地を守る神様にお参りするのは、昔からの習わしです。地域に根ざしたお祝いができます。
- 有名な神社: 格式が高く、七五三のお参りを受け入れている神社は全国に多数あります。歴史ある場所でのお参りは、より思い出深いものになるでしょう。
- ご祈祷の有無: ご祈祷を受けたい場合は、事前にその神社が七五三のご祈祷を行っているか、予約が必要かなどを確認しましょう。
- アクセス・駐車場: 小さなお子様連れの場合、移動の負担を減らすためにも、アクセスや駐車場の有無、混雑状況は重要なポイントです。
- 写真撮影の可否: 神社によっては境内でのプロカメラマンによる撮影が禁止されている場合もあります。事前に確認しておきましょう。
複数の候補を挙げ、それぞれの特徴を比較検討し、ご家族にとって最も良い場所を選びましょう。
2.2 衣装の準備(着物・袴・洋装)
七五三の準備の中でも、お子様の衣装選びは特に楽しみな項目の一つです。伝統的な和装から現代的な洋装まで、選択肢は豊富にあります。
2.2.1 和装(着物・袴)
七五三といえば、やはり華やかな着物や凛々しい袴姿を思い浮かべる方が多いでしょう。和装を選ぶ場合、レンタルと購入の2つの方法があります。
- レンタルのメリット:
- 購入するよりも費用を抑えられる。
- 着付けやヘアメイクがセットになっているプランが多い。
- 保管やクリーニングの手間がかからない。
- トレンドの衣装を選べる。
- レンタルのデメリット:
- 返却期限がある。
- 人気の衣装は早めに予約しないと埋まってしまう。
- サイズ調整が難しい場合がある。
- 購入のメリット:
- 記念品として手元に残せる。
- サイズやデザインを自由に選べる。
- 兄弟姉妹で着回すことができる。
- 購入のデメリット:
- 費用が高くなる傾向がある。
- 保管やクリーニングの手間がかかる。
- 着付けやヘアメイクを別途手配する必要がある。
女の子は3歳で被布(ひふ)と呼ばれる袖なしの上着を着るのが一般的で、7歳では帯を締める本式の着物を着用します。男の子は5歳で紋付羽織袴を着用するのが伝統的です。お子様の年齢や体格に合わせて、適切なサイズとデザインを選びましょう。
2.2.2 洋装(ドレス・スーツ)
和装に抵抗がある場合や、動きやすさを重視したい場合は、洋装も素敵な選択肢です。フォーマルなドレスやスーツを選べば、お祝いの場にふさわしい装いになります。
- 女の子: 華やかなドレス、ワンピース、アンサンブルなど。
- 男の子: フォーマルなスーツ、ジャケットとパンツのセットアップなど。
洋装の場合も、お子様が長時間着用しても快適に過ごせる素材やデザインを選ぶことが大切です。また、ご家族全体の服装のトーンと合わせることで、統一感のある記念写真が残せます。
2.2.3 家族の衣装
お子様だけでなく、ご両親や祖父母、兄弟姉妹もお祝いの場にふさわしい服装を心がけましょう。和装であれば訪問着や色無地、洋装であればフォーマルなスーツやワンピースなどが適切です。お子様の衣装とのバランスを考え、派手すぎず、上品な装いを意識すると良いでしょう。
2.3 記念写真の撮影準備
七五三の記念写真は、お子様の成長を記録する大切な思い出です。後悔のないように、事前にしっかりと準備しましょう。
2.3.1 撮影方法の選択
記念写真の撮影方法には、主に以下の選択肢があります。
- フォトスタジオでの撮影:
- 天候に左右されず、安定した環境で撮影できる。
- プロのカメラマンが、衣装やヘアメイク、ポーズまでトータルでサポートしてくれる。
- 背景や小道具が豊富で、様々な雰囲気の写真を残せる。
- 衣装レンタルや着付け、ヘアメイクがセットになったプランが多い。
- ロケーション撮影・出張撮影:
- 神社や公園など、自然な光の中で撮影できる。
- お参り当日の様子をそのまま写真に残せる。
- お子様がリラックスしやすい環境で、自然な表情を引き出しやすい。
- カメラマンの技術や経験が写真の仕上がりを大きく左右する。
- セルフ撮影:
- 費用を抑えられる。
- 家族だけで気兼ねなく撮影できる。
- 撮影の技術や機材が必要。
それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご家庭の希望や予算に合った方法を選びましょう。
2.3.2 撮影時期の検討
七五三の記念写真は、「前撮り」と「当日撮影」、そして「後撮り」の3つの時期が考えられます。
- 前撮り:
- お参り当日とは別日にゆっくりと撮影できるため、お子様の負担が少ない。
- 当日のスケジュールに余裕が生まれ、お参りに集中できる。
- 人気のスタジオやカメラマンは早めに予約が埋まるため、計画的に。
- 当日撮影:
- お参りの緊張感や、ご祈祷後の晴れやかな表情をそのまま残せる。
- 移動や着替えの手間が一度で済む。
- 当日の天候や混雑状況、お子様の機嫌に左右されやすい。
- 後撮り:
- お参り当日の混雑を避けて、落ち着いて撮影したい場合に。
- 年賀状などの写真に利用したい場合に。
前撮りは、お子様の体力的負担を軽減し、より良い表情を引き出すためにも、多くのご家庭で選ばれています。
2.3.3 予約と打ち合わせ
フォトスタジオや出張カメラマンを利用する場合は、早めの予約が必須です。特に七五三シーズン(9月~11月)は混み合います。
予約時には、撮影プランの内容、料金、納品形式(データ、アルバムなど)、衣装の有無、着付けやヘアメイクの可否などをしっかりと確認しましょう。事前にカメラマンと打ち合わせを行い、どのような写真を撮りたいか、お子様の性格や好みを伝えておくことで、より満足度の高い仕上がりになります。
2.4 初穂料の準備と相場
七五三のご祈祷を受ける際には、神様への感謝の気持ちとして「初穂料(はつほりょう)」を納めます。事前に準備を整えておきましょう。
2.4.1 初穂料とは
初穂料は、本来、その年に初めて収穫された稲穂を神様にお供えしたことに由来するものです。現代では、ご祈祷など神事の際に神様への感謝の気持ちを表す金銭として用いられます。七五三のご祈祷では、玉串料(たまぐしりょう)と呼ばれることもあります。
2.4.2 初穂料の相場
七五三の初穂料に明確な決まりはありませんが、一般的には5,000円から10,000円程度が相場とされています。神社によっては金額が指定されている場合や、「お気持ちで」とされている場合もありますので、事前に神社のウェブサイトを確認するか、電話で問い合わせると安心です。
兄弟姉妹で一緒にご祈祷を受ける場合は、一人あたり5,000円~10,000円を納めるのが一般的です。神社によっては、二人目以降は割引がある場合もあります。
2.4.3 のし袋の準備
初穂料は、のし袋(祝儀袋)に入れて納めます。以下の点に注意して準備しましょう。
- のし袋の種類: 紅白の蝶結びの水引がついたものを選びます。蝶結びは「何度あっても喜ばしいこと」という意味があり、七五三にふさわしいです。
- 表書き: 水引の上に「初穂料」または「御玉串料」「御祈祷料」と書きます。
- 氏名: 水引の下には、ご祈祷を受けるお子様の氏名を書きます。兄弟姉妹で一緒に受ける場合は連名で書くか、代表者(親)の氏名と「外一同」と添える場合もあります。
- 中袋: 中袋がある場合は、表面に金額を旧字体で(例:壱萬円)、裏面に住所と氏名を書きます。
- お札: 新札を用意するのがマナーです。肖像画が表を向くように揃えて入れましょう。
のし袋は文房具店やコンビニエンスストアで購入できます。書き方に不安がある場合は、店員に相談するか、代筆サービスを利用するのも良いでしょう。
2.5 七五三のお参り当日の持ち物リスト
七五三のお参り当日は、お子様が慣れない衣装を着て長時間過ごすため、普段以上に準備が必要です。万が一に備えて、以下の持ち物を参考にリストアップし、前日までに準備しておきましょう。
| カテゴリー | 持ち物 | 備考 |
|---|---|---|
| 必須品 | 初穂料(のし袋入り) | お釣りのないように準備。 |
| カメラ・スマートフォン | 充電を忘れずに。予備バッテリーもあれば安心。 | |
| ご祈祷の予約票(あれば) | 受付でスムーズに手続きするために。 | |
| お子様用 | おやつ・飲み物 | 糖分補給や気分転換に。こぼれにくいものがおすすめ。 |
| 着替え一式 | 汚したり、着崩れたりした場合に。 | |
| オムツ・おしり拭き | 乳幼児の場合。 | |
| 授乳ケープ・ミルク用品 | 乳幼児の場合。 | |
| おもちゃ・絵本 | 待ち時間や移動中のぐずり対策に。音が出ないものが良い。 | |
| 抱っこ紐・ベビーカー | 移動が多い場合や、お子様が疲れてしまった時に。 | |
| レジャーシート | 屋外で休憩する際に。 | |
| 羽織物・防寒具 | 肌寒い時期や、神社内での冷え対策に。 | |
| その他 | ウェットティッシュ・ハンカチ | 食事や手拭き、汚れ対策に。 |
| 絆創膏・常備薬 | 万が一の怪我や体調不良に備えて。 | |
| 雨具(傘・カッパ) | 天候が不安定な場合に。 | |
| ヘアピン・ヘアゴム | 髪型が乱れた際の応急処置に。 | |
| エコバッグ | お祝い品や記念品、脱いだ上着などを入れるのに便利。 |
特に、お子様が長時間慣れない衣装を着て過ごすことになるため、体調管理には十分気を配り、すぐに休憩を取れるよう準備しておくことが大切です。
2.6 事前予約が必要なもの
七五三のお参りをスムーズに進めるためには、事前に予約が必要なものがいくつかあります。特に七五三シーズンは混み合うため、早めの予約を心がけましょう。
2.6.1 ご祈祷の予約
多くの神社では、七五三のご祈祷は予約なしでも受け付けていることが多いですが、人気の神社や混雑が予想される時期には、予約制を導入している場合があります。また、予約をしておくと、当日の待ち時間を短縮できるメリットもあります。
事前に神社のウェブサイトを確認するか、電話で問い合わせて、予約の必要性や受付時間、ご祈祷の時間などを確認しておきましょう。
2.6.2 写真撮影の予約
フォトスタジオでの撮影や、神社などでの出張撮影を依頼する場合は、必ず事前予約が必要です。特に前撮りを考えている場合は、お参り当日よりもさらに早い時期に予約することになります。
- 予約のタイミング: 七五三の3ヶ月~半年前には予約を検討し始めるのが理想的です。人気のカメラマンやスタジオは、すぐに予約が埋まってしまいます。
- 打ち合わせ: 予約時に、撮影内容、衣装、料金、納品形式などを詳しく確認し、必要であれば事前に打ち合わせを行いましょう。
2.6.3 衣装レンタル・着付け・ヘアメイクの予約
衣装をレンタルする場合、また美容室で着付けやヘアメイクを依頼する場合も、事前の予約が必須です。特に、お参り当日にこれらのサービスを利用する場合は、早朝からの予約となることが多いため、希望する時間帯が埋まらないように注意が必要です。
- レンタル: 衣装選びから試着、小物合わせまで、余裕を持って行いましょう。
- 美容室: お子様のヘアスタイルやメイクの希望があれば、事前に相談しておくとスムーズです。
2.6.4 会食の予約
お参り後に会食を予定している場合は、レストランや料亭の予約も忘れずに行いましょう。特に、個室を希望する場合や、大人数での会食を予定している場合は、早めに予約しないと希望の場所が取れないことがあります。
- お店選び: お子様連れでも利用しやすいか、七五三のお祝いプランがあるかなどを確認しましょう。
- メニュー: お子様向けのメニューがあるか、アレルギー対応が可能かなども確認しておくと安心です。
これらの事前予約を計画的に行うことで、七五三当日を慌てることなく、心穏やかに過ごすことができます。
3. 七五三のお参り 当日の流れ
七五三のお参り当日は、お子様やご家族にとって特別な一日です。滞りなく、そして思い出深い一日となるよう、当日の具体的な流れと、それぞれの場面でのポイントを事前に確認しておきましょう。
3.1 神社に到着から受付まで
七五三のお参り当日は、予約時間やご祈祷の開始時間に間に合うよう、少し早めに神社に到着することをおすすめします。特に人気の神社では、駐車場が混雑したり、受付に時間がかかったりする場合があります。
3.1.1 到着後の準備と身だしなみ
神社に到着したら、まずはお子様の着物や洋装が着崩れていないか、汚れがないかなどを最終確認しましょう。お子様が長時間着用することに慣れていない場合は、体調や機嫌にも気を配ってあげてください。
3.1.2 手水舎での清め方
ご神前にお参りする前に、手水舎(てみずや・ちょうずや)で身を清めるのが日本の伝統的な作法です。お子様にも教えてあげながら、一緒に清めましょう。
| 順番 | 行為 | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | 右手で柄杓を取る | 柄杓(ひしゃく)を右手に持ち、手水鉢の水を汲み上げます。 |
| 2 | 左手を清める | 汲んだ水で左手を清めます。 |
| 3 | 右手を清める | 次に右手を清めます。 |
| 4 | 口をすすぐ | 左手に水を受け、口をすすぎます。柄杓に直接口をつけないように注意しましょう。すすいだ水は、口元を隠して静かに排水溝へ流します。 |
| 5 | 左手を清める | 再度、左手を清めます。 |
| 6 | 柄杓を清める | 柄杓を立て、残った水で柄の部分を洗い流し、元の位置に戻します。 |
3.1.3 ご祈祷の受付
身を清めたら、社務所や祈祷受付と書かれた場所へ向かい、ご祈祷の受付を済ませます。この際に、事前に準備した初穂料を納めます。のし袋に氏名(お子様の氏名とフリガナ)と「初穂料」または「御玉串料」と表書きし、金額を記載して渡しましょう。受付で待合室に案内されるので、順番が来るまで静かに待ちます。
3.2 七五三のご祈祷の流れと作法
ご祈祷は、お子様の健やかな成長を神様にご報告し、今後の幸せを願う大切な儀式です。神職の案内に従って進められますので、指示に従いましょう。
3.2.1 祈祷殿への入室と着席
順番が来たら、神職や巫女に導かれて祈祷殿へ入室します。指定された席に、お子様が中央になるように着席します。椅子席の場合もあれば、畳に座る場合もあります。
3.2.2 ご祈祷の主な流れ
ご祈祷は一般的に以下の流れで進みます。
- 修祓(しゅばつ):神職が大麻(おおぬさ)や祓串(はらいぐし)を振って、参列者をお清めします。
- 祝詞奏上(のりとそうじょう):神職が神様へ、お子様の健やかな成長を感謝し、今後のご加護を願う祝詞を読み上げます。
- 玉串奉奠(たまぐしほうてん):参列者が神様へ玉串を捧げます。代表者が行いますが、家族全員で捧げる場合もあります。
- 撤饌(てっせん):お供え物をお下げする儀式です。
3.2.3 玉串奉奠の作法
玉串奉奠は、神様への感謝と祈りを込めて行う大切な作法です。神職の指示に従い、心を込めて行いましょう。
| 順番 | 行為 | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | 玉串を受け取る | 神職から玉串を受け取ります。右手で根本、左手で葉先を下から支えるように持ちます。 |
| 2 | 玉串を回す | 神前へ進み、玉串を時計回りに90度回し、葉先が神前に向くように持ち替えます。 |
| 3 | 玉串を捧げる | 玉串台の上に、根本が神前に向くように静かに置きます。 |
| 4 | 拝礼する | 玉串を捧げたら、その場で二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)の作法で拝礼します。 |
ご祈祷終了後には、神社からお守りや千歳飴、記念品などの撤下品(てっかひん・おさがり)をいただきます。これらはお子様の健やかな成長を願う縁起物ですので、大切に持ち帰りましょう。
3.3 記念写真撮影のタイミング
七五三の記念写真は、お子様の成長を記録する大切な思い出となります。当日の撮影は、お子様の機嫌や混雑状況を考慮して、最適なタイミングを選びましょう。
3.3.1 神社での撮影スポット
ご祈祷の前後や、境内の美しい場所(鳥居の前、本殿前、庭園など)で撮影するのが一般的です。神社によっては撮影禁止の場所や、プロのカメラマンによる撮影には許可が必要な場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
3.3.2 撮影時の注意点
- お子様の機嫌:長時間にわたる撮影は、お子様にとって負担になることがあります。休憩を挟んだり、おやつや飲み物を用意したりして、機嫌を損ねないように工夫しましょう。
- 混雑状況:人が少ない時間帯を狙うと、落ち着いて撮影できます。早朝や夕方が比較的空いていることがあります。
- 服装の乱れ:着物や袴は動きにくいものです。撮影中に着崩れていないか、こまめにチェックして直してあげましょう。
- 周囲への配慮:他の参拝者の迷惑にならないよう、大声を出したり、場所を占領したりしないように注意しましょう。
家族全員での集合写真はもちろん、お子様のソロショット、兄弟姉妹との写真など、様々なパターンで撮影し、一生の思い出となる素敵な一枚を残しましょう。
3.4 お参り後の会食・食事
ご祈祷と写真撮影が終わったら、家族や親族で七五三のお祝いの会食を行うのが一般的です。お子様の頑張りをねぎらい、家族みんなで喜びを分かち合いましょう。
3.4.1 会食の場所の選択肢
- 自宅:最もリラックスできる環境です。仕出し料理やお取り寄せを活用すれば準備の負担も減らせます。
- レストラン・料亭:七五三プランを用意しているお店も多く、個室を利用すれば周りを気にせず食事を楽しめます。お子様向けのメニューがあるか、アレルギー対応が可能かなども確認しましょう。
- ホテル:豪華な雰囲気で、特別な日のお祝いにぴったりです。写真撮影と会食がセットになったプランもあります。
3.4.2 会食時のポイント
お子様が主役のお祝いですので、お子様が楽しめるような食事内容や雰囲気作りを心がけましょう。祖父母など、遠方から駆けつけてくれた親族がいる場合は、感謝の気持ちを伝える良い機会となります。お祝いの席では、お子様がこれまで健やかに成長してくれたことへの感謝と、これからのさらなる成長を願う気持ちを込めて、和やかなひとときを過ごしてください。
4. 七五三のお参り マナーと注意点
七五三のお参りは、お子様の成長を神様に感謝し、今後の健やかな成長を願う大切な行事です。当日は、神社や他の参拝者への配慮を忘れず、日本の伝統的なしきたりを尊重したマナーを心がけましょう。ここでは、服装からご祈祷、写真撮影、そして兄弟姉妹を連れて行く場合の注意点まで、七五三のお参りを気持ちよく行うためのマナーを詳しく解説します。
4.1 七五三参拝時の服装マナー
七五三のお参りでは、主役のお子様だけでなく、ご家族もフォーマルな装いをすることが基本です。神聖な場所での行事であることを踏まえ、清潔感があり、落ち着いた雰囲気の服装を選びましょう。特に肌の露出が多い服装や派手すぎる装飾品は避けるのが賢明です。
4.1.1 お子様の服装
七五三の主役であるお子様の服装は、和装か洋装のどちらかを選びます。どちらの場合も、お子様が長時間着用しても快適に過ごせるものを選ぶことが大切です。
| 服装の種類 | 具体的なアイテム | マナー・注意点 |
|---|---|---|
| 和装 | 女の子:着物(晴れ着、四つ身など) 男の子:羽織袴 | 着崩れしやすいため、着付けはプロに依頼するか、事前に練習しておきましょう。足元は草履が一般的ですが、慣れない場合は替えの靴を用意しておくと安心です。帯や小物も華やかですが、動きの邪魔にならないように配慮が必要です。 |
| 洋装 | 女の子:フォーマルドレス、アンサンブル 男の子:スーツ、ブレザーとパンツ | 動きやすく、お子様が疲れにくいのがメリットです。色は落ち着いたものを選び、派手な装飾は避けましょう。靴はフォーマルな革靴やパンプスを選び、歩き慣れたものにすると良いでしょう。 |
4.1.2 親御様の服装
お子様の晴れの日に合わせて、親御様もフォーマルな装いを心がけましょう。お子様が和装の場合は親御様も和装で合わせると統一感が出ますが、洋装でも問題ありません。
| 服装の種類 | 具体的なアイテム | マナー・注意点 |
|---|---|---|
| 和装 | 母親:訪問着、付け下げ、色無地 父親:紋付羽織袴、略礼服(ブラックスーツ) | 母親の着物は、お子様より控えめな色柄を選ぶのがマナーです。父親は紋付羽織袴が最も格式高いですが、ブラックスーツでも問題ありません。足元は和装であれば草履、洋装であれば革靴を着用します。 |
| 洋装 | 母親:セレモニースーツ、ワンピース、アンサンブル 父親:ダークスーツ(紺、グレー、黒など) | 母親は膝が隠れる丈のスカートやワンピースを選び、露出を控えます。靴はヒールの高すぎないパンプスが適切です。父親はネクタイを着用し、清潔感のある装いを心がけましょう。 |
4.1.3 祖父母の服装
祖父母が同行する場合も、基本的には親御様に準じたフォーマルな服装が望ましいです。お子様が主役であることを忘れず、落ち着いた色合いやデザインを選びましょう。
- 和装の場合:訪問着や色無地など、品格のある着物を選びます。
- 洋装の場合:セレモニースーツやワンピース、ジャケットスタイルなど、フォーマル感のある服装を選びます。
いずれの場合も、動きやすさも考慮し、お子様のサポートがしやすい服装を選ぶと良いでしょう。
4.2 ご祈祷中のマナー
神社でのご祈祷は、神聖な儀式です。厳粛な雰囲気の中で、神様への感謝と願いを捧げる時間ですので、静かに、敬意をもって臨むことが大切です。
4.2.1 受付から待機中のマナー
- 神社に到着したら、まず手水舎で手と口を清めます。これは神様にお会いする前の身を清める大切な作法です。
- 受付で初穂料を納め、ご祈祷の申し込みをします。この際、のし袋に入れた初穂料を両手で差し出すのが丁寧な作法です。
- 待合室や昇殿を待つ間は、携帯電話の電源を切るか、マナーモードに設定し、私語は慎みましょう。お子様が騒がないよう、静かに過ごせる工夫が必要です。
4.2.2 ご祈祷中の姿勢と作法
- 神職の指示に従い、指定された席に着席します。正座が難しい場合は、足を崩しても構いませんが、背筋を伸ばし、心を落ち着けて臨みましょう。
- ご祈祷中は、神職が祝詞(のりと)を奏上します。この間は、静かに耳を傾け、私語は厳禁です。
- 玉串奉奠(たまぐしほうてん)がある場合は、神職の指示に従って行います。玉串を受け取ったら、時計回りに半回転させ、根元を神様に向けて供え、二拝二拍手一拝の作法で拝礼します。お子様には、親御様が優しく手助けしてあげましょう。
- 写真撮影やビデオ撮影は、原則として禁止されている場合が多いです。事前に神社の案内を確認するか、神職に確認しましょう。
4.3 写真撮影時のマナー
七五三の記念に写真を残したいと考えるのは当然ですが、神社は神聖な場所であり、他の参拝者もいます。周囲への配慮と神社のルールを遵守して撮影を行いましょう。
4.3.1 境内での撮影
- 多くの神社では、境内での記念撮影は許可されていますが、場所によっては撮影禁止の立て札がある場合や、ご祈祷中など特定の時間帯は禁止されている場合があります。必ず現地の案内を確認しましょう。
- 他の参拝者の迷惑にならないよう、通路を塞いだり、長時間同じ場所を占領したりしないように注意します。
- フラッシュの使用は、他の参拝者の迷惑になることがあるため、控えめにしましょう。特に、ご祈祷が行われている殿内でのフラッシュ撮影は厳禁です。
- 三脚や大型の撮影機材を使用する際は、事前に神社の許可が必要な場合があります。
4.3.2 ご祈祷中の撮影
ご祈祷中の写真撮影は、基本的に禁止されている神社がほとんどです。神聖な儀式の妨げにならないよう、ご祈祷中はカメラやスマートフォンをカバンにしまい、撮影は控えましょう。どうしても記録に残したい場合は、ご祈祷が始まる前に神職に確認し、許可を得られた場合のみ、指示に従って行います。
4.3.3 プロカメラマンの同行
プロのカメラマンに同行してもらい、七五三の撮影を依頼する場合、多くの神社で事前の許可や、場合によっては撮影料が必要となります。無許可での撮影はトラブルの原因となるため、必ず事前に神社へ問い合わせ、必要な手続きを行いましょう。
4.4 兄弟姉妹を連れて七五三のお参りをする場合
主役のお子様以外にも兄弟姉妹を連れて七五三のお参りをする場合、お子様たちが飽きたり、ぐずったりしないよう、事前の準備と当日の工夫が重要です。
4.4.1 兄弟姉妹の服装
主役のお子様に合わせて、兄弟姉妹もフォーマルな服装を選ぶのが望ましいです。男の子であればスーツやブレザー、女の子であればワンピースやアンサンブルなど、清潔感のある装いを心がけましょう。主役の子よりも目立たない、落ち着いた色合いを選ぶのがマナーです。
4.4.2 飽きさせない工夫と準備
- お気に入りのおもちゃや絵本:待合時間や移動中に退屈しないよう、音の出ない小さなおもちゃや絵本を持参すると良いでしょう。ただし、ご祈祷中は使用を控えます。
- おやつや飲み物:空腹や喉の渇きでぐずらないよう、すぐに食べられるおやつや飲み物を用意しておくと安心です。こちらもご祈祷中は控え、飲食可能な場所で与えましょう。
- 休憩場所の確認:事前に神社の休憩スペースや、お子様が一時的に落ち着ける場所を確認しておくと、いざという時に役立ちます。
4.4.3 役割分担と安全への配慮
- ご夫婦で役割分担をし、一方が主役の子の世話、もう一方が兄弟姉妹の面倒を見るなど、手分けして対応するとスムーズです。
- 特に小さな兄弟姉妹がいる場合は、迷子にならないよう常に目を離さないようにしましょう。階段や段差が多い場所もあるため、転倒や怪我にも注意が必要です。
- ぐずってしまったり、騒いでしまったりした場合は、すぐにその場を離れ、気分転換させてあげましょう。他の参拝者への配慮を忘れないことが大切です。
5. 七五三のお参り よくある質問
5.1 七五三は両親や祖父母も参加すべき?
七五三のお参りは、お子様の健やかな成長を祝う大切な家族行事です。誰が参加すべきかという明確な決まりはありませんが、両親はもちろん、可能であれば祖父母も一緒に参加されることをおすすめします。
祖父母にとっては、孫の成長を間近で感じられる貴重な機会となり、家族みんなで喜びを分かち合うことで、より一層思い出深い一日となるでしょう。また、当日はお子様の着付けや移動、荷物持ちなど、何かと手助けが必要になる場面も多いため、大勢で参加することで負担を分担できるメリットもあります。
ただし、遠方に住んでいる、体調が優れないなど、祖父母の参加が難しい場合もあるかと思います。その際は、無理に招待する必要はありません。後日、お参りの写真を見せたり、お祝いの食事会を設けたりするなど、別の形で感謝と喜びを伝えることもできます。最も大切なのは、家族でお子様の成長を祝う気持ちですので、それぞれの家庭の事情に合わせて柔軟に考えましょう。
参加する際の服装については、お子様が和装の場合は両親も和装か、スーツやワンピースなどのセミフォーマルな洋装が一般的です。祖父母も同様に、フォーマルまたはセミフォーマルな服装を選ぶと良いでしょう。事前に家族で相談し、全体のバランスを考えて準備することをおすすめします。
5.2 雨の日の七五三のお参りはどうする?
七五三のお参りの日取りを決めたものの、当日の天候が雨予報だった場合、どのように対応すべきか悩む方は少なくありません。大きく分けて「延期する」か「決行する」かの2つの選択肢があります。
5.2.1 七五三のお参りを延期する場合
雨が予想される場合、日程を延期することが最も一般的な選択肢です。特に着物を着用する場合、雨で濡れるとシミになったり、足元が滑りやすくなったりするリスクがあります。また、屋外での写真撮影を予定している場合は、晴天の方が美しい写真を残せるでしょう。
- メリット:
- 着物や衣装が汚れる心配がない。
- お子様や家族が快適に過ごせる。
- 屋外での写真撮影がより美しくできる。
- デメリット:
- 神社、写真館、会食場所など、予約の変更手続きが必要になる。
- 家族や親族のスケジュール調整が再度必要になる。
延期を決めた場合は、早めに各関係先(神社、写真館、食事処など)に連絡し、日程変更が可能か確認しましょう。特に七五三シーズンは混み合うため、希望日が取れない可能性も考慮し、複数の候補日を検討しておくとスムーズです。
5.2.2 雨の日でも七五三のお参りを決行する場合
日程の都合上、どうしても延期が難しい場合は、雨の日でもお参りを決行することになります。その際は、いくつかの対策を講じて、できるだけ快適に過ごせるように準備しましょう。
- 雨具の準備:
- 大きめの傘(お子様用と大人用)。
- お子様用のレインコート(着物の上から羽織れるもの)。
- タオルや手ぬぐい(濡れた体を拭いたり、着物の裾を拭いたりするため)。
- 履物の工夫:
- 滑りにくい靴を選ぶ。
- 着物の場合は、草履カバーや替えの足袋を用意する。
- 移動手段:
- 公共交通機関ではなく、車やタクシーを利用して移動時間を短縮し、濡れるリスクを減らす。
- 写真撮影:
- 屋内で撮影できる写真スタジオや、神社境内の屋根のある場所での撮影を検討する。
- 参拝日と写真撮影日を別にするのも有効な手段です。
雨の日のお参りは、お子様の体調管理にも特に注意が必要です。体が冷えないように防寒対策をしっかり行い、無理のない範囲で進めるようにしましょう。
5.3 七五三のお参りをしない選択肢もある?
七五三は日本の伝統的なお祝い行事ですが、必ずしも神社にお参りしなければならないという決まりはありません。家庭の事情や考え方によっては、お参りをしないという選択肢も十分にあり得ます。
5.3.1 七五三のお参りをしない主な理由
七五三のお参りをしない家庭には、様々な理由があります。
| 分類 | 具体的な理由 |
|---|---|
| 経済的な理由 | 衣装代、写真撮影代、初穂料、会食費など、七五三にはまとまった費用がかかるため、経済的な負担が大きいと感じる場合。 |
| 家庭の事情 | 親の仕事が忙しい、体調が優れない、転勤や引っ越しで慣れない土地にいる、など、日程調整が難しい場合。 |
| お子様の状況 | 人見知りが激しい、着物を嫌がる、体調を崩しやすいなど、お子様にとって負担が大きいと判断される場合。 |
| 宗教上の理由 | 特定の宗教を信仰しており、神社の参拝が難しい場合。 |
| 簡略化したい | 伝統的な形式にこだわらず、家族でささやかにお祝いしたいと考える場合。 |
5.3.2 お参りをしない場合の代替案
神社へのお参りを行わない場合でも、お子様の成長を祝う方法はたくさんあります。
- 記念写真だけ撮る: スタジオでプロのカメラマンに依頼したり、自宅で家族が撮影したりするなど、記念写真だけを残す家庭は多くあります。衣装を着て写真だけ撮ることで、思い出は十分に形に残せます。
- 家族で食事会を開く: 自宅で手料理を囲んだり、レストランを予約したりして、家族だけでお祝いの食事会を開くのも良いでしょう。お子様の好きなメニューを用意したり、ケーキを準備したりすることで、特別な一日を演出できます。
- 自宅でささやかにお祝い: 特にイベントを設けずとも、普段の生活の中で「七五三おめでとう」と声をかけ、お子様が健やかに育っていることに感謝するだけでも、十分なお祝いとなります。
七五三の本来の意味は、お子様の健やかな成長を願い、感謝することにあります。その気持ちさえあれば、どのような形でお祝いしても問題ありません。それぞれの家庭にとって、最も良い形でお子様の成長を祝うことが大切です。
6. まとめ
七五三のお参りは、お子様の健やかな成長を神様に感謝し、今後の幸せを願う、ご家族にとってかけがえのない大切な行事です。準備から当日の流れ、マナーに至るまで、多岐にわたる項目がありますが、この記事でご紹介したポイントを押さえることで、きっと安心して当日を迎えられることでしょう。
衣装選びから記念写真、ご祈祷、そして会食まで、一つ一つの準備と体験が、お子様の成長を実感し、家族の絆を深める貴重な機会となります。何よりも大切なのは、お子様の晴れ姿を心から喜び、ご家族全員でその瞬間を分かち合うことです。この記事が、皆様にとって最高の七五三の思い出を作る一助となれば幸いです。
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