
「結婚式に振袖ドレスを着ていきたいけど、マナー違反にならないか心配…」「どんな振袖ドレスを選べばいいのか分からない…」そんな悩みを抱えていませんか?この記事では、結婚式に振袖ドレスで出席する際の疑問を解消し、自信を持って華やかな装いを演出するための完全ガイドを提供します。振袖ドレスとは何か、結婚式にふさわしいのかといった基本的な疑問から、TPO・体型・季節に合わせた選び方、好印象を与えるヘアスタイル&ヘアアレンジ、バッグや靴などの小物選び、着付けのポイント、そして絶対に避けるべきNG例まで、詳しく解説。さらに、購入とレンタルのメリット・デメリットも比較検討し、あなたに最適な方法を見つけるお手伝いをします。この記事を読めば、マナーを守りつつ個性を輝かせる振袖ドレススタイルで、結婚式を華やかに彩ることができます。具体的なショップ情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
1. 振袖ドレスとは?結婚式にふさわしいのか
「振袖ドレス」とは、着物の振袖をドレスにアレンジした衣装のことです。和の伝統美である振袖の華やかさと、ドレスのモダンなシルエットを融合させた、近年人気が高まっている装いです。着物に慣れていない方でも手軽に振袖の雰囲気を楽しめることから、結婚式のお呼ばれ attire として注目を集めています。
1.1 振袖ドレスの種類と特徴
振袖ドレスは、大きく分けて次の3つの種類に分類できます。
種類 | 特徴 | おすすめシーン |
---|---|---|
ワンピースタイプ | ドレス全体が一枚の布で仕立てられており、着脱が簡単。シルエットも様々で、Aラインやマーメイドラインなど、体型に合わせて選べる。 | 友人・同僚の結婚式、二次会 |
セパレートタイプ | トップスとスカートが分かれているタイプ。振袖風のトップスに、ロングスカートやパンツなどを組み合わせることで、コーディネートの幅が広がる。 | カジュアルな結婚式、パーティー |
着物リメイクドレス | 実際に着物を解体し、ドレスに仕立て直したもの。世界に一つだけのオリジナルドレスを作ることができる。 | 親族の結婚式、格式高いパーティー |
1.2 結婚式における振袖ドレスのマナー
振袖ドレスは華やかで魅力的な一方、結婚式という場ではマナーに配慮することが重要です。TPOをわきまえ、場にふさわしい装いを心がけましょう。
1.2.1 新婦友人としての振袖ドレス
新婦友人として振袖ドレスを着用する場合、新婦より目立たないよう配慮することが大切です。華やかな色や柄を選ぶのは良いですが、あまりに派手すぎるデザインや、新婦の衣装と被るような色は避けましょう。また、丈が短すぎるドレスや、露出度の高いドレスもNGです。上品で華やかな振袖ドレスを選び、新婦を祝福する気持ちを表現しましょう。
1.2.2 新郎友人としての振袖ドレス
新郎友人として振袖ドレスを着用する場合は、新婦友人よりも落ち着いた色合いやデザインを選ぶのがおすすめです。黒や紺などのダークカラーをベースに、華やかな柄をワンポイントで取り入れると、シックで洗練された印象になります。個性を出しつつも、結婚式という場の雰囲気に合わせた装いを心がけましょう。
1.2.3 親族としての振袖ドレス
親族として振袖ドレスを着用する場合は、よりフォーマルな装いが求められます。落ち着いた色合いで、上品なデザインの振袖ドレスを選びましょう。黒留袖をアレンジしたドレスや、訪問着風のドレスなど、格調高いデザインがおすすめです。また、羽織やショールを合わせることで、よりフォーマルな印象になります。華美になりすぎず、場にふさわしい品格を保つことが大切です。
2. 結婚式で振袖ドレスを選ぶ際のポイント
結婚式という晴れの舞台にふさわしい振袖ドレスを選ぶためには、様々なポイントを考慮する必要があります。TPO、体型、季節、そして会場の雰囲気など、様々な要素を踏まえて、自分にぴったりの一着を見つけましょう。
2.1 TPOに合わせた振袖ドレスの選び方
結婚式におけるTPOを意識することは非常に重要です。立場や時間帯、式場の雰囲気に合わせてドレスを選ぶことで、場にふさわしい装いを演出できます。
2.1.1 挙式と披露宴で異なる装い
挙式は厳粛な場であるため、落ち着いた色合いやデザインの振袖ドレスがおすすめです。一方、披露宴では華やかな色やデザインのドレスで、お祝いの気持ちを表現することができます。挙式と披露宴で着替えるのも良いでしょう。
2.1.2 ホテルウェディングかレストランウェディングか
格式高いホテルウェディングでは、ロング丈の華やかな振袖ドレスがおすすめです。一方、カジュアルなレストランウェディングでは、少し短めの丈や、動きやすいデザインのドレスも選択肢に入ります。会場の雰囲気に合わせたドレス選びを心がけましょう。
2.1.3 昼と夜で異なる装い
昼間の結婚式では、明るい色合いの振袖ドレスが華やかさを演出します。一方、夜の結婚式では、落ち着いた色合いや、光沢のある素材のドレスが上品な印象を与えます。時間帯に合わせた色選びも重要です。
2.1.4 自分の立場に合わせた装い
新婦友人として出席する場合、新婦よりも目立たないような色やデザインを選ぶことが大切です。親族として出席する場合は、落ち着いた色合いで、上品な印象を与えるドレスがふさわしいでしょう。自分の立場をわきまえたドレス選びを心がけましょう。
2.2 体型に合わせた振袖ドレスの選び方
体型に合った振袖ドレスを選ぶことで、スタイルアップ効果も期待できます。自分の体型を理解し、より美しく見えるドレスを選びましょう。
体型 | おすすめの振袖ドレス |
---|---|
小柄な方 | 短めの丈や、ハイウエストのデザインのドレスでスタイルアップ効果を狙いましょう。 |
背の高い方 | ロング丈のドレスで、すらっとしたスタイルを強調しましょう。 |
ふくよかな方 | Aラインやエンパイアラインのドレスで、体型をカバーしつつ華やかな印象を与えましょう。 |
2.3 季節に合わせた振袖ドレスの選び方
季節に合わせた素材や色を選ぶことで、快適に過ごせるだけでなく、季節感を取り入れたおしゃれを楽しむことができます。
季節 | おすすめの振袖ドレス |
---|---|
春 | パステルカラーや、花柄のドレスで春らしさを演出。シフォンやオーガンジーなどの軽やかな素材がおすすめです。 |
夏 | 涼しげな色合いや、ノースリーブのデザインで、暑さを軽減。絽や紗などの通気性の良い素材がおすすめです。 |
秋 | 深みのある色合いや、ベルベットなどの温かみのある素材で、秋らしさを演出。紅葉をイメージした色柄もおすすめです。 |
冬 | 光沢のある素材や、ファーをあしらったドレスで、華やかさをプラス。ベロアやサテンなどの重厚感のある素材がおすすめです。 |
3. 振袖ドレスに合うヘアスタイル&ヘアアレンジ
振袖ドレスの魅力を最大限に引き出すためには、ヘアスタイル&ヘアアレンジも重要なポイントです。ドレスのデザインや全体の雰囲気に合わせて、最適なスタイルを選びましょう。和装要素を取り入れた華やかなスタイルから、洋装テイストを取り入れたモダンなスタイルまで、様々なアレンジが楽しめます。
3.1 和装ヘアスタイル
振袖ドレスの和の雰囲気を強調したい場合は、和装ヘアスタイルがおすすめです。アップスタイル、ハーフアップスタイル、ダウンスタイルなど、ドレスのデザインや好みに合わせて選びましょう。
3.1.1 アップスタイル
上品で華やかな印象を与えるアップスタイルは、結婚式などのフォーマルな場面に最適です。夜会巻きやシニヨンアレンジは、クラシカルで洗練された雰囲気を演出します。また、編み込みを取り入れることで、より華やかで立体感のあるスタイルに仕上がります。髪飾りを添えて、さらに華やかさをプラスしましょう。
3.1.2 ハーフアップスタイル
上品さと可愛らしさを兼ね備えたハーフアップスタイルは、様々なシーンで活躍します。ねじりや編み込みを組み合わせることで、華やかでフェミニンな印象に。顔周りに後れ毛を残すことで、柔らかく優しい雰囲気を演出できます。
3.1.3 ダウンスタイル
ゆるふわなダウンスタイルは、リラックスした雰囲気を演出したい場合におすすめです。毛先を軽く巻いたり、サイドに流したりすることで、華やかさをプラスできます。ただし、フォーマルな場では、まとめ髪の方がより適切な場合が多いので、TPOに合わせて選びましょう。
3.2 洋装ヘアスタイル
振袖ドレスに洋装テイストを取り入れたい場合は、洋装ヘアスタイルがおすすめです。シンプルながらも洗練されたスタイルは、ドレスのモダンな雰囲気を引き立てます。
3.2.1 ローポニーテール
低めの位置でまとめたローポニーテールは、落ち着いた雰囲気の中に華やかさをプラスします。毛先を巻いたり、アクセサリーを添えることで、より華やかな印象に。ドレスのデザインに合わせて、アレンジを加えましょう。
3.2.2 サイドアップ
片側に髪を寄せたサイドアップスタイルは、アシンメトリーなデザインが魅力的です。華やかでフェミニンな印象を与え、ドレスの個性を引き立てます。大きめのヘアアクセサリーを添えて、さらに華やかさをプラスしましょう。
3.3 振袖ドレスに合わせたヘアアクセサリー
ヘアアクセサリーは、ヘアスタイルをさらに華やかに彩る重要なアイテムです。振袖ドレスのデザインや色合いに合わせて、最適なアクセサリーを選びましょう。
アクセサリーの種類 | 特徴 | おすすめの振袖ドレス |
---|---|---|
かんざし | 和の雰囲気を強調できる | 古典柄や和柄の振袖ドレス |
生花 | 華やかで可憐な印象を与える | 淡い色合いや華やかな柄の振袖ドレス |
パールアクセサリー | 上品で洗練された印象を与える | シンプルなデザインやモダンな柄の振袖ドレス |
リボン | 可愛らしくフェミニンな印象を与える | パステルカラーやキュートな柄の振袖ドレス |
これらの他にも、つまみ細工の髪飾りや、ビジュー付きのヘアピンなど、様々なヘアアクセサリーがあります。ドレスのデザインや好みに合わせて、自由に選びましょう。髪飾りの色味をドレスの色味と合わせたり、反対色を使うことで、より洗練された印象になります。
4. 振袖ドレスに合う小物選びでワンランクアップ
振袖ドレスの魅力を最大限に引き出すためには、小物選びが重要です。TPOやドレスのデザイン、全体のバランスを考慮しながら、個性を輝かせる小物を選びましょう。
4.1 バッグ
振袖ドレスに合わせるバッグは、小さめで上品なものがおすすめです。クラッチバッグやチェーンバッグは、華やかさをプラスしてくれます。和装感を意識するなら、がま口バッグや巾着バッグも素敵です。素材は、ドレスの雰囲気に合わせて、サテン、ビーズ、刺繍などを選びましょう。
バッグの色は、ドレスの色と調和するものを選びましょう。例えば、淡い色のドレスには、ゴールドやシルバーのバッグが上品にマッチします。反対に、濃い色のドレスには、明るい色のバッグで華やかさをプラスするのがおすすめです。黒や紺などのダークカラーのドレスに黒のバッグを合わせると、全体が重くなってしまうため、避けた方が良いでしょう。
4.1.1 バッグの種類と選び方のポイント
種類 | 特徴 | おすすめシーン |
---|---|---|
クラッチバッグ | コンパクトでフォーマルな印象 | 披露宴、パーティー |
チェーンバッグ | 華やかでエレガントな印象 | 披露宴、二次会 |
がま口バッグ | レトロで可愛らしい印象 | 和装婚、カジュアルな結婚式 |
巾着バッグ | 和装に合う上品な印象 | 和装婚、格式高い結婚式 |
4.2 靴
振袖ドレスに合わせる靴は、パンプスが基本です。ヒールの高さは、ドレスの丈や自身の身長に合わせて選びましょう。つま先が尖ったポインテッドトゥパンプスは、脚を長く見せてくれる効果があります。オープントゥやストラップ付きのパンプスは、華やかさをプラスしてくれますが、フォーマルな場では避けた方が無難です。和装要素を取り入れたい場合は、草履や低めのヒールのパンプスもおすすめです。
靴の色は、バッグの色と合わせるか、ドレスの色と調和するものを選びましょう。 ベージュやシルバー、ゴールドなどのヌーディーカラーは、どんな色のドレスにも合わせやすいのでおすすめです。
4.3 アクセサリー
振袖ドレスには、華やかなアクセサリーが映えます。ネックレス、イヤリング、ブレスレットなどを組み合わせて、華やかさをプラスしましょう。パールやビジュー、ゴールドのアクセサリーは、上品で華やかな印象を与えてくれます。和装感を出すなら、かんざしや簪などもおすすめです。
大ぶりのアクセサリーは、新婦より目立ってしまう可能性があるので、控えめなデザインを選びましょう。 また、アクセサリーをつけすぎると、ごちゃごちゃした印象になってしまうので、バランスよくコーディネートすることが大切です。
4.3.1 アクセサリーの選び方
種類 | ポイント |
---|---|
ネックレス | ドレスの neckline に合わせて長さを選ぶ |
イヤリング/ピアス | 顔の形やヘアスタイルに合わせて選ぶ |
ブレスレット | 他のアクセサリーとのバランスを考える |
指輪 | 華奢なデザインがおすすめ |
4.4 ショール
結婚式は、季節や会場によって室温が異なるため、ショールがあると便利です。ボレロやストールなど、素材やデザインのバリエーションも豊富です。ファーやレースのショールは、華やかさをプラスしてくれます。シルクやカシミヤのショールは、上品で高級感のある印象を与えてくれます。
ショールの色は、ドレスの色と調和するものを選びましょう。 また、季節に合わせた素材を選ぶことも大切です。夏は、薄手のシフォン素材、冬は、ファーやウール素材がおすすめです。羽織るだけで印象が変わるので、一枚持っておくと便利です。
これらの小物を上手に組み合わせることで、振袖ドレス姿をさらに華やかに、そして個性を際立たせることができます。TPOに合わせ、自分らしいスタイルで結婚式を楽しんでください。
5. 振袖ドレスを着こなすための着付けと注意点
振袖ドレスは、通常のドレスとは着付けの方法が異なる部分があります。正しい着付けをすることで、ドレスの美しさを最大限に引き出し、快適に過ごすことができます。また、着付けだけでなく、立ち居振る舞いにも注意することで、より洗練された印象を与えられます。
5.1 着付けの基本
振袖ドレスの着付けは、着物のように複雑な手順はありませんが、いくつかのポイントを押さえることが重要です。まず、ドレスを体に合ったサイズに調整します。体型に合わせて付属のリボンや紐を使ってウエスト部分を締め、シルエットを整えます。締め付けすぎると苦しくなるので、適度な締め具合を心掛けましょう。
次に、振袖部分の着付けです。振袖は、左右の袖の長さが均等になるように調整し、肩の位置がずれないように注意します。必要に応じて、安全ピンなどで固定すると安心です。振袖の形が崩れないように、軽く手で整えましょう。
ドレスの下には、和装ブラジャーや着物スリップを着用することで、ドレスのラインが美しく整います。また、タオルなどで補正することで、より美しいシルエットを作り出すことができます。
アイテム | 着用方法・注意点 |
---|---|
和装ブラジャー | バストを抑え、着物のラインを美しく見せるために着用します。 |
着物スリップ | 汗や汚れからドレスを守り、静電気を防ぐ効果もあります。 |
補正用タオル | 体型に合わせてタオルを折り畳み、必要な部分に当ててシルエットを調整します。 |
5.2 美しい立ち居振る舞い
振袖ドレスを着こなすためには、着付けだけでなく、立ち居振る舞いも重要です。美しい立ち居振る舞いは、上品で洗練された印象を与えます。背筋を伸ばし、顎を引くことを意識しましょう。歩く際には、内股にならないように注意し、小さな歩幅で優雅に歩くことを心掛けます。
椅子に座る際は、背筋を伸ばしたままゆっくりと腰を下ろします。足を組むのは避け、膝を揃えて座るのがマナーです。また、振袖部分が乱れないように、軽く手で押さえるようにすると良いでしょう。
5.2.1 和装の基本的な立ち居振る舞い
- お辞儀:背筋を伸ばし、軽く頭を下げます。深すぎず、浅すぎず、丁寧な印象を与えましょう。
- 物の受け渡し:両手で行うのが基本です。目上の方から物を受け取る際は、軽く頭を下げて敬意を表します。
- 座布団の扱い:座布団に座る際は、正座が基本です。胡坐は避けましょう。立ち上がる際は、座布団を元の位置に戻します。
これらのポイントを踏まえることで、振袖ドレスをより美しく着こなすことができます。結婚式という特別な場で、自信を持って振袖ドレスを楽しんでください。
6. 結婚式での振袖ドレスNG例
せっかくの結婚式、お祝いの席にふさわしい装いで参加したいもの。振袖ドレスは華やかで魅力的ですが、TPOを意識して、場に馴染む装いを心がけましょう。ここでは、結婚式で振袖ドレスを着る際に注意したいNG例を具体的にご紹介します。
6.1 新婦より目立つ振袖ドレス
結婚式は新婦が主役です。新婦よりも目立つような振袖ドレスは避けましょう。華やかすぎるデザインや色、過度な装飾はNGです。新婦のドレスの色やデザインと被る可能性も考慮し、事前に新婦に相談するのも良いでしょう。例えば、新婦が白のウェディングドレスを着る場合、白やオフホワイト、アイボリーなどの振袖ドレスは避けるべきです。また、大振袖のような格の高い振袖ドレスも避けた方が無難です。
6.1.1 新婦のカラードレスと被らないように注意
近年では、披露宴でカラードレスにお色直しをする新婦も多く、その色と被らないように注意が必要です。新婦のカラードレスの色が事前に分かっている場合は、その色を避けるようにしましょう。もし分からなければ、ベージュやパステルカラーなど、比較的落ち着いた色味の振袖ドレスを選ぶのがおすすめです。
6.2 露出度の高い振袖ドレス
結婚式はフォーマルな場です。露出度の高い振袖ドレスは避け、上品な装いを心がけましょう。胸元や背中が大きく開いたデザイン、丈が極端に短いドレスはNGです。ショールやボレロなどを羽織って露出を抑える工夫をしましょう。特に教会式の場合は、肌の露出を控えるのがマナーです。
6.2.1 素材にも注意
露出度だけでなく、素材にも注意が必要です。透け感のある素材や、光沢が強すぎる素材は避けるのが無難です。上品なレースや、落ち着いた光沢のある素材を選びましょう。
6.3 白や黒一色の振袖ドレス
白は新婦の特権色です。白一色の振袖ドレスは避けましょう。また、黒一色の振袖ドレスもお葬式を連想させるため、結婚式にはふさわしくありません。黒を基調とした振袖ドレスの場合でも、華やかな色の刺繍や柄が入っているものを選ぶなど、工夫が必要です。どうしても黒を着たい場合は、小物で明るい色を取り入れると良いでしょう。
6.3.1 弔事を連想させる柄・模様にも注意
色だけでなく、柄や模様にも注意が必要です。菊や蓮の花など、弔事を連想させる柄は避けましょう。また、殺生をイメージさせる動物の柄も避けた方が無難です。華やかで縁起の良い、吉祥文様を選ぶのがおすすめです。
6.4 ファーやアニマル柄などの過度な装飾
ファーやアニマル柄、スパンコールやビジューなどの過度な装飾は、結婚式にはふさわしくありません。上品でシンプルなデザインの振袖ドレスを選びましょう。振袖ドレス自体が華やかなので、装飾は控えめにするのがポイントです。
NG例 | 理由 | おすすめの装い |
---|---|---|
白一色の振袖ドレス | 新婦の特権色である白は避けるべき | パステルカラーや明るい色の振袖ドレス |
黒一色の振袖ドレス | 弔事を連想させるためNG | 黒を基調とする場合、華やかな色の刺繍や柄が入っているものを選ぶ |
露出度の高い振袖ドレス | フォーマルな場にはふさわしくない | ショールやボレロで露出を抑える |
新婦より目立つ振袖ドレス | 新婦が主役であることを意識する | 新婦のドレスの色やデザインと被らないものを選ぶ |
ファーやアニマル柄などの過度な装飾 | 結婚式にはふさわしくない | 上品でシンプルなデザインの振袖ドレス |
以上の点に注意して、結婚式にふさわしい振袖ドレスを選び、マナーを守って楽しい時間を過ごしましょう。
7. 振袖ドレスの購入とレンタル
結婚式で着用する振袖ドレス、購入とレンタルどちらが良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。それぞれにメリット・デメリットがあるので、ご自身の状況や希望に合わせて最適な方法を選びましょう。
7.1 購入する場合のメリット・デメリット
購入の最大のメリットは、自分の好きなデザインの振袖ドレスを自由に選べることです。また、何度も着る機会がある場合は、レンタルよりも費用を抑えられる可能性があります。
メリット | デメリット |
---|---|
好きなデザインを選べる サイズをぴったりにできる 何度でも着られる 手元に置いておける アレンジを加えられる | 初期費用が高い 保管場所が必要 流行遅れになる可能性がある クリーニングの手間がかかる |
7.2 レンタルする場合のメリット・デメリット
レンタルは、購入よりも初期費用を抑えられること、保管場所を確保する必要がないことが大きなメリットです。また、最新のトレンドを取り入れたデザインの振袖ドレスを気軽に試せるのも魅力です。
メリット | デメリット |
---|---|
初期費用が安い 保管場所が不要 最新のトレンドを楽しめる クリーニング不要 サイズやデザインが豊富 | レンタル期間が決まっている 汚れや破損に注意が必要 人気のデザインは予約が難しい場合がある 自分の体に完全にフィットしない場合がある |
7.3 おすすめの購入・レンタルショップ
7.3.1 購入
AIMER(エメ)は、洗練されたデザインと高品質な素材で人気のブランドです。幅広い年齢層に合う振袖ドレスが揃っています。
ROBE de FLEURS Glossy(ローブドフルール グロッシー)は、華やかでフェミニンなデザインが特徴です。結婚式や二次会など、パーティーシーンにぴったりの振袖ドレスが豊富です。
7.3.2 レンタル
Waris(ワリス)は、全国展開している着物レンタルショップです。振袖ドレスだけでなく、和装小物も充実しており、トータルコーディネートが可能です。
Cariru(カリル)は、オンラインで簡単にレンタルできるのが魅力です。豊富なデザインの中から、自分にぴったりの振袖ドレスを選べます。また、クリーニング不要で返却も簡単です。
自分に合った方法で、素敵な振袖ドレスを見つけて、結婚式を華やかに彩りましょう。
8. まとめ
この記事では、結婚式に振袖ドレスを着ていく際のマナーや選び方、着こなし方などを詳しく解説しました。振袖ドレスは和と洋が融合した華やかな装いで、結婚式にふさわしい華やかさを演出できますが、TPOやマナーに配慮することが重要です。新婦友人、新郎友人、親族など立場に合わせたふさわしい振袖ドレス選びを心がけましょう。特に、新婦より目立つ色やデザイン、過度な露出は避け、白や黒一色のドレスも避けるべきです。
振袖ドレスを選ぶ際には、体型、季節、会場の雰囲気に合ったものを選び、小物やヘアスタイルとのコーディネートも重要です。バッグや靴はドレスとのバランスを考え、アクセサリーは華やかさをプラスするアイテムとして選びましょう。ショールは季節や会場の温度に合わせて用意すると便利です。着付けはプロに依頼するか、しっかりと練習しておきましょう。美しい立ち居振る舞いを意識することで、より一層振袖ドレスの魅力を引き立てられます。
振袖ドレスは購入とレンタルのどちらかを選ぶことができます。購入は自分の好きなデザインを選べ、何度も着られるメリットがありますが、保管場所やメンテナンスが必要です。レンタルは費用を抑えられ、保管場所も不要ですが、デザインやサイズの選択肢が限られる場合があります。それぞれのメリット・デメリットを比較し、自分に合った方法を選びましょう。この記事を参考に、結婚式にふさわしい振袖ドレスで素敵な一日を過ごしてください。
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